コラム」カテゴリーアーカイブ

うそはうそであると見抜ける人でないと(インターネットを使うのは)難しい、のかもしれません

 と言ったのはかのひろゆきですが、当時は某掲示板内だけの話で済んでいたのが、もはやそこに留まらず、ごく一般のネットユーザーにまで該当する話になっているのが非常に怖いと言いますか。

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市原指揮者の「サルでも書けるゲーム音楽実演にまつわる著作権についての考え方の提案など」

 さて、前の二回はゲーム音楽を実演する際に関係してくる「演奏」と「編曲」を取り巻く著作権の問題と処理について取り上げてみたわけですが、あくまでガチガチの法律論でした。はっきり言ってしまえば建前の世界になるわけです。今回は実態論的観点から個人的見解を交えて触れてみたいと思います。前の二回と比べて主観性が多分に含まれますので、正しい正しくないはあまり気にせず、もし何かを考えるきっかけになればと思います。そもそも世のため人のためではなく、書いてみたかったから書いただけですので、何の足しにもならなくても別に問題ありません。

市原指揮者の「そうだったのか! サルでも書けるゲーム音楽実演家のための大して学べない著作権講座」
http://blog.185usk.com/2014/07/post-27867.htm

市原指揮者の「そうだったのか! サルでも書けるゲーム音楽実演家のための大して学べない著作権講座」第2回
http://blog.185usk.com/2014/07/post-52879.htm

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市原指揮者の「そうだったのか! サルでも書けるゲーム音楽実演家のための大して学べない著作権講座」第2回

 前回は「上演権・演奏権」について書いたわけですが、今回は編曲許諾と言われる、「同一性保持権」、「翻案件(編曲権)」について簡単に触れてみようと思います。

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市原指揮者の「そうだったのか! サルでも書けるゲーム音楽実演家のための大して学べない著作権講座」

 著作権が存在する著作物を取り扱う際に著作権法を意識しなければならないのは、著作物全般に言える話ではあるのですが、ゲーム音楽(以外でも著作権が消滅していない音楽全般にも言えるかもしれません)を演奏する際に知っておいた方がよい事について書いてみようかと思い立ちましたので、発作的に書いてみました。

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文化的発展のためにアマチュアのコンサートを有料化すべきなのでしょうか

 アマチュアのコンサートでも入場料を徴収すべきであるというような、あるべき論が一部で存在すると小耳に挟んだのですが、私はどちらでもいいし、好きにすればいいのではという程度にしか思わないので、議論になること自体が不思議でなりません。

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果たしてモーツァルトやベートーヴェンがその時代の標準なのでしょうかね

 音楽の歴史を学ぶ際に、とりわけクラシックの時代では、例えばモーツァルトやベートーヴェンといった後世に名を遺す偉大な作曲家は当然重要な位置を占める存在でして、数百年の月日を経て現在に至るまでその名を轟かせているわけですから、文化として紹介されるのは自然な事だと思うのですが、果たしてそれで本当に当時の音楽文化を正確に伝えた事になるのかというと、違うのではないかという事がふと頭をよぎったのです。

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