唯一無二の存在

 唯一拝見したのは、ドゥダメル&シモン・ボリバルの来日公演なんですよね。確か国際フォーラムAだったと思う。
 開演前、真ん中後方くらいに座っていたのですが、視界にチラチラ入ってきてどうしても気になる人がいる。なんで一人の客がこんなに気になるんだろうと思って目を凝らしたら、小澤さんがホールの通路を座席に向かって歩いてたんですね。
 うわ、小澤だ! これはドゥダメルじゃなくてアルゲリッチを見に来ただけに違いない! とか思ったのは内緒ですが(実際、アルゲリッチの協奏曲が終わった後の休憩でいなくなった)、嫌でも目を引く人、つまりオーラがあるんだなと思い知りました。あれはなんなんですかね。小澤さんだって分かっていない状況ですでに気になるんですから。髪型か? いや、違うだろうな。
 残念ながら、指揮姿は一度も生で拝見できませんでした。小澤さんの棒で演奏した方のお話なら割と聞いているのですが。
 魑魅魍魎が跋扈する大変な世界ですから、墓まで持っていった話も数え切れないと思います。とことん腹を割ったラストインタビューとか自伝とかないんでしょうか。とても気になります。
 もしもあの世があるなら、カラヤン先生らと一緒に、最近の若いやつらは! などと言いつつ下界の様子を楽しまれることでしょう。
 長きにわたり最前線での牽引、本当にお疲れ様でした。ゆっくりおやすみください。

宮崎駿監督がクリームソーダを取り上げられる画像は捏造です

 ネットのゴミサイトは本当にタチが悪い。
 宮崎駿監督が糖尿の気があるからとクリームソーダを取り上げられる4コマ漫画のような画像を、ここ数日何度か目にした。アクセス稼ぎに貢献するつもりはないので、該当の記事等は貼らない。
 一瞬本当かと思ってしまうのだが、いや怪しいと思って元動画を探してみたところ、ジブリ美術館のカフェリニューアルの動画が元ネタだった。

元動画
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(続)Pringからの回答

 前回:https://blog.185usk.com/2023/10/post-193780.html

 返事がきたーっ!
「iPhone15シリーズへの対応は順次行います」で、それ以外は「改善へのご意見として~」のテンプレ回答。使えるはず(使えなきゃいけない)の機能が半年以上使えてないんだからもう直す気ないでしょ? ごまかさないで! 現実を見て! せめて障害報告とかして! 隠蔽しないで!
 この対応・体質が全く話題にもならないということはそういうことなんでしょう。未だにPringって何? 怪しいサービスでは……? って思う人しか会ったことないですし。
 iPhone15が出てから1ヶ月経つのに、対応予定日未定で順次の案内もなかなかヤバいですよ! Pringしっかりして!(無理)

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Pringのテンプレ回答

 送金アプリのPringは当初革命的なサービスだと思ったが、問い合わせに対する回答が投げやりかつ横柄でげんなりしている。

・1分前にログインしたばかりなのに、「長期間ログインされていません。パスコードを再入力してください」と出るので、「ログインしているのに表示が出るんですが」と問い合わせたら「仕様です」と返答。「文言がおかしいので変えた方がいいのでは」と返すと「貴重な意見として~改善点の参考に~」のテンプレ回答。7ヶ月経つ未だに修正されず。

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Fading Afternoon(フェイディング・アフタヌーン)

 Ringo Ishikawaが面白かったのでとても期待して待っていたタイトル。が、発売後の三連休で評価が落ちていた(見た時点で好評71%)ので心配に。それでも購入したので、分かったことを備忘録的に書き連ねておきたいと思う。まだバッドエンドしか見ていないうえ検証不足のため間違いも多々あると思うがご容赦いただきたい。ネタバレありのため、知りたくない人は注意されたし。

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OCNモバイルONEが使い物にならなくなった

 MVNOはOCNモバイルONEを使っていたのだが、7月の中旬くらいから突然繋がりにくくなった。繋がりにくいどころか使い物にならない。駅やスーパーといった人混みに行くと3Gになるのは当たり前で、圏外もしょっちゅう。仮に4Gで電波が表示されていても全く繋がらない。Google検索すらタイムアウトでエラーになるような状態。人と待ち合わせするとき等、壊滅的なので見切りをつけて移行することにした。
 どうもdocomoがOCNを買収し、新規受付を停止したらしい。今まで全く不自由を感じていなかったのに突然繋がらなくなったのは、docomoが回線を意図的に絞って、OCNユーザーを排除しようとしているものと判断した。
 というわけで脱OCNモバイルONE完了。
 検討の結果、日本通信SIMにした。繋がる繋がる。(9月20日追記:と思いきや、今までよりは良好なものの、快適とまではいかない。4G表示でアンテナが立っていても読み込まないことがある。一旦機内モードにして戻すと繋がる)やはりdocomo回線の問題ではなく、docomoがOCNユーザーを意図的に退会に仕向けていたのだろう。ベストエフォートだからといってやり方が汚すぎる。
 しかしeSIMにしたのは大失敗。
 どういうわけか初期アクティベートに失敗したので問い合わせたら、再発行が必要と言われ、再発行手数料1,100円上乗せ。失敗の理由は関係なく、原因追求や補償は不可だそう。それが許されるなら、わざと失敗するようにして無限に再発行手数料が取れるんじゃあないか?(もちろん無い話だろうけれども)
 それから機種変の場合、SIMカードなら差し替えで済むが、eSIMの場合は再発行が必要で、また手数料が1,100円かかる。今月機種変する予定なので失敗した。初期手数料3,300円+再発行手数料2回の2,200円で計5,500円だ。バカバカしい。
 eSIMの利点ってあるんだろうか。SIMカードの物理的破損が無いことと、即時開通可能なことくらいか? しかし、マイナンバーカードを利用した本人認証でないと、住所確認という理由で郵送物を待たなければならないので、結局開通に数日かかる。マイナンバーカードにすればよかったと気づいた時には既に手遅れで、変更してもらえないか問い合わせたところ、もう認証が済んでいるので不可との回答だった。
 とはいえサービス内容はとても満足行くものなので結果オーライ。

追記
 OCNモバイルONEの問題もあったと思うが、日本通信SIMに変えてから、若干改善したものの繋がりづらい状況に変わりなく、iPhone15Proに変えた途端にストレスフリーになった。端末の問題が大きかった可能性がある。

Crying Suns(クライング・サンズ)

 Crying Suns(クライング・サンズ)クリア。10.3時間。

 ローグライトだが、全滅は初回プレイの一回のみ。ノーマルからイージーに切り替えたら簡単で、負けることなくエンディングまで行けた。戦闘のゲーム的な部分は特筆すべきこともないので、ストーリーと雰囲気重視で楽しもうということで問題ないと思う。FTLと比較されることが多いと思われるが、ゲーム的にはノーマルでもかなりヌルい。資源の枯渇はほぼ無いので、負けるのはイベント運が悪く、船体・艦隊の強化が追いつかないままボス戦に臨んだ時くらいではないだろうか。
 第3章まではほぼ同じことの繰り返しで、もしかして駄作なのではと嫌な予感がした瞬間があったが、第4章から盛り返し、最後まで引き込まれた。
 テキスト量が膨大なので、クリアまでの10時間の大半がテキストを読んでいた時間なのではないかと思う。「お前がやったんだろ!」「違う」「お前がやったんだろ!」「違う」の繰り返しと、あまりの量に若干苦痛ではあったが、綺麗にまとめれば小説化、漫画化といった展開も考えられるのでは。
 グラフィックは非常に気に入った。ピクセルアートと3Dの見事な融合。是非一度体感してみてほしい。
 解除率0.4%の実績が解除できたので満足。
 同スタジオの次回作にも期待。

TAR / ター

 ベルリン・フィルのシェフに選ばれた女性指揮者の話ということ以外、予備知識無しで鑑賞。結果、一回の鑑賞では全てを理解することが難しい映画だった。

 入念に取材し、オーケストラ、クラシック音楽、指揮者というものを深く書き込んでいたのは間違いない。特にオーケストラの演奏シーンのディテールは過去に見た映画の中で最高だったように思う。舞台袖の雰囲気なんかも、そのまんま。音楽映画(ドラマ)は粗が見えてしまう作品がほとんどなのだが、全く粗が見えなかった。
 主演のケイト・ブランシェットもちゃんと指揮者に見えた。こういう指揮者、いるよねと。実にリアルだ。リハの場面も生々しかった。ちゃんと指揮者に見えたどころか、こういう指揮者がベルリン・フィルにいてもおかしくないとすら思えた。指揮の演技をする役者が指揮者に見えたのは初めてかもしれない。
 オケも指揮者もまさしく現実と同じといって差し支えない。これはすごい。それだけでも一見の価値ありだろう。クラシック音楽好きなら十分に楽しめると思う。逆に、クラシックのことを知らない人は、何を言っているのかさっぱり分からない部分も多いと思われる。
 検索して上位に出てきたレビューをざっと見てみたが、クラシックのことを知らない映画通は「ベルリン・オーケストラ」だとか「世界最高のウィーンの音楽会」だとか、いい加減なことばかり書いていた。

 だが、実はこの映画の本質はそこではない。音楽映画ではなかった。そこを間違わないようにしたい。

 サイコスリラーという紹介もされているようだが、それもいまいちピンとこない。とにかく監督の意図に翻弄されっぱなしの158分。158分という近年では長めの上映時間だが、長いとは感じなかった。ほとんどが会話シーンなのに。上質なドラマが描けているという証拠なのではないだろうか。

 ここまで丁寧にオケを描けている映画はそうそう無いので、有名な日本人指揮者にプロモーションをしてもらえばもっと話題になるのではと思った。少なくとも私はそういうプロモーションは見ていない。もったいないな。クラシックのことを知らないタレントでは説得力のある宣伝はできないのでは。

―――――以下ネタバレあり―――――

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ザ・スーパーマリオ・ブラザーズ・ムービー

 最高のファンムービー。それ以外に言いようがない。

 物語はあってないようなもの。典型的な「苦悩から歓喜へ」の、ベートーヴェンの交響曲第5番形式だ。このキャラを出したいからこういう筋書きにすると逆算されたようにも感じる。

 が、そんなものは些細なこと。最初から最後まで、隅から隅までサービス心に満ち溢れた、ゲームを原作にした映画の傑作と言って差し支えないだろう。
 ゲームを知らない人にとっては評価が下がるとは思うが、それでも一本のエンターテイメント映画として成立している。

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