エッセイ」カテゴリーアーカイブ

自分で定めた料金を他人から請求されるのはダメらしい

 とあるキー局(下請けではなく本社からです)より映像利用の問い合わせがありまして、まぁこれは年に何度かあることなのでもはや珍しくないのですが、いつも通り無料で問題ありませんと許可いたしました。

 ところが、今回は放送後の1年間の有料配信にも利用したいので、配信利用の料金が必要ならご教示くださいと言われたのですね。

 そもそも地上波放送は番組一つ、それもゴールデンタイムとなればスポンサーから莫大な広告料を得ているわけですから、多少の映像使用料は本来支払うべきであると思っている(地上波は無料放送じゃないです)のですが、そこはクレジットの掲載等で償却していると考えることにしています。ですが、有料配信それも1年間もであれば当然対価は発生するだろうと思うわけです。

 相場感も分からないので、その局が開示している映像使用料を提示したところ、そんなに出せないので不使用としますと突っぱねられました。
 これどういうことなんですかね。自分たちが映像利用の価値として適正であると定め、他人に請求している金額は本当は適切ではないということなんでしょうか。しかも私の場合、局の映像利用の際、不使用でも発生するという手数料は請求してないんですよね。それで高いって意味が分からないです。高いから使いませんというのは真っ当な考え方ですが、その額はあなた達が決めたものじゃないんですかと言いたいです。

 そこで、やっぱり無料でいいのでどうか使ってくださいと言うほど私は落ちぶれていませんので、では使わないでくださいとしました。なので、有料配信では黒塗りになるようです。戦時中かな?

何のこととは申しませんが

 裁判というのは、常識では無理筋だと分かっていても、僅かでも可能性があるなら負けないために何だって主張する。
 法廷で行われるものなので、余程世間を騒がすような案件でもなければ世論を味方につけても意味がない。裁判官こそが正義。勝ちたければ裁判官を買収せよ!
 ……まぁ常識で考えればこれは被告が悪い。でも負けるとは限らない。それが裁判。
 とはいえ、負けたくないからと常識から遠くかけ離れた主張をしてしまい、それが世間にお披露目されてしまったら、その人は今後どうやって業界で生きていくのだろうか。

五輪開会式続報

 ただいま入場セレモニー中ですが、取り急ぎ。

 開会式の演出の一貫として、日本のゲームカルチャーは世界一イイイィィ!!! みたいに使われるのであれば、なんだか嫌だなぁと思っていたのですが、「入場のBGMとして」というのは、まさにBGMであるゲーム音楽の使われ方としてのあるべき姿であり、主張しすぎもせず、かといって適当にあしらわれたようなポジションでもなく、最高の使われ方なのではと思いました。ドラクエは国歌だのなんだのというノリは嫌いです。
 ゲーム音楽に興味がない人はどう捉えたんでしょうね。気になります。
 とにかく悪い予感が的中せず、良かったです。プラカードが漫画の吹き出しなのも、いいね!

Only the good die young.

 6年か……。
 会ったこともなければ実際の人柄も知らないのに、この人は本当にすごいと尊敬の念を持てる、とても数少ない人の一人でした。
 まだ6年しか経ってないんだという印象。10年くらい前の出来事のように感じます。
 Only the good die young. はやめてほしいな。こういうことがあるたびに、神はいないし、いたとしても人間のことなんて気にかけちゃいないよなぁと思います。

五輪開会式にゲーム音楽?

 五輪の開会式にゲーム音楽が多数使われているという噂。
 本当だとしたら、国際的な舞台を飾る演出としては適切でないと感じるので、やめてほしいです。
 ゲーム=日本の文化という図式は分からなくないけれど、日本のゲーム音楽が世界的に市民権を得ているなんてことはありません。
 海外のゲームファン以外の人達が一聴して、ああこの曲は知っていると通用するのはマリオのテーマくらいでしょう。(これは以前からの持論)
 国内ではマリオと双璧をなす知名度のドラクエの序曲ですら、果たして海外ではどれだけの人が知っているのか。さらには(どのゲームかは不明ですが)勝利のファンファーレを使う(らしいという情報)なんて、常軌を逸していると感じてしまいます。
 前首相がやったマリオの演出。その是非は別として、あれが限界でしょう。
 演出方法にもよるでしょうから、絶対に駄目だと断言はできませんが、ゲームが好きだからこそ、見ているこちらが恥ずかしくなってしまいそうな予感がしてなりません。嫌だなぁ。

<7/23追記>
結果はこちら。
https://blog.185usk.com/2021/07/post-273503.html

e-Tax導入

 マイナンバーカードをどうしても導入したくなくて、確定申告は郵送で済ませていたんですが、今年から特別控除額が55万円に減額となり、従来どおり65万円の特別控除を受けるにはe-Tax必須となったので、ついに観念してe-Taxに移行しました。(終わってからよく見たら、基礎控除が10万円増額されていたので、従来どおりの額の控除を受けられることが分かったというオチは秘密です)

 今まで、印刷してなんやかんややって郵送してというのは面倒だなと思っていたんですが、e-Tax、驚くほど楽でした。マイナンバーカードを取得するだけのメリットはあったのではないかと。個人事業主はもはやマイナンバーカード無しだとやっていけない世の中に移行しつつあるので、移行して正解だったと思うことにしました。

 しかも前述の控除額の改定によって、e-Taxを使えば従来より10万円多く控除が受けられるようになったんですね。このようにメリットを打ち出してくれると、使おうかなと検討する気になれます。
 ただ、昨年は新型のアレのせいでロクな収入が無かったので、そんなに控除を受ける必要が無かったというオチがさらにつくのも秘密です。

 指揮者はなんだかんだで複雑な収入や支出はないので、毎月きちんと帳簿を付けていれば苦労せずに終わるはずなんですが、結局期末にまとめてつけることになって、2日くらい費やす羽目になるんですよね。今年は毎月頑張ってみようかな。もう4月だけど。

食生活パターン化計画

 ここ数ヶ月、在宅時の夕食を除く食べ物。色々試行錯誤していたのですが、ようやく安定パターンを見つけて続けられています。


・白湯 200ml 0kcal


・もやし 400g 60kcal
・納豆 1パック 60kcal
・ヤクルト 1本 25kcal
・鯖の缶詰 1缶 400kcal(稀に)

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緊急事態宣言延長の影響

 緊急事態宣言が延長となった結果、ホールや練習場の20時閉館が継続となり、今月の指揮の予定も全てなくなりました。
 あるオーケストラは、昨年の第1波の際に真っ先に活動休止を決め、この1月から10ヶ月振りにようやく活動を再開する予定だったのですが、緊急事態宣言によって全てキャンセルとなりました。いよいよ3月からという機運も虚しく、緊急事態宣言の延長によってまたしてもキャンセル。これで1年以上、間が空くことになりました。団員の皆さんの無念さを思うとやりきれません。

 今週末、3月14日の日曜日、神奈川区民音楽祭というイヴェントに、神奈川区民オーケストラのアンサンブルグループが3組出演し、私はそのうちの弦楽合奏で4曲を指揮する予定でした。
 このイヴェントはもう3~4ヶ月前から開催が予定されており、オーケストラとしての活動が思うように出来ない中、なんとかアンサンブルだけでも頑張ろうということで、各チーム練習を重ね、本当に久しぶりにお客様を前にして演奏が出来る予定でした。
 それが、約1週間前の3月6日になって突然中止の連絡。神奈川区から中止するよう通達があったという理由だそうです。何故1週間前にそんなことを言うのか。もっと早く言えたはずなのではないか。全部で10団体くらいが参加する予定だったのですが、多くの参加者たちに対して何とも思わないのでしょうか。
 強制的に中止にさせるなら、そこまでの準備でかかった経費を全て公費で負担していただきたい。一方的に中止させるだけで、何の補填もお詫びも無い。せめて関係者へのお詫びくらいできないのか。本当に理解に苦しみます。

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政治家の謝罪

 政治家は、自分に直接の責任が問われない事柄については、申し訳ないだとかお詫びするだとか言って謝罪をするけども、自分に直接の責任が問われる事柄については絶対に認めないし謝罪をしないというのを前から感じているんだけど、そのような指摘をしている人を見かけないのが気になっています。政治家の謝罪は、自分には責任が無いと思っているということ。
 違いますかね? 絶対そうですよね。

ウーバーイーツの交通違反

 土曜の夜から日曜の午後にかけて実家に帰っていたのですが、その短い時間で、ウーバーイーツの交通違反を2回も目撃してしまいました。
 1回目が、右折信号に変わって数秒後、信号を無視して直進するバイク。2回目が、赤信号で止まっている中、後方からすり抜けてきて横断歩道の真ん中まで進んで停止するバイク。
 なんでウーバーの配達員って、こんなにマナーの悪い人ばかりなんでしょうか。誰も問題視していないのが怖すぎます。便利なんだろうけど、使ってはいけないサービスだと思っていますし、使うことはないですね。
 私が轢かれて警察に事故として届けた件も結局何の音沙汰も無いですし。
 こんなものを野放しにしていてはいけないと思うのですが、なんとかならないんでしょうか。