土曜の夜から日曜の午後にかけて実家に帰っていたのですが、その短い時間で、ウーバーイーツの交通違反を2回も目撃してしまいました。
1回目が、右折信号に変わって数秒後、信号を無視して直進するバイク。2回目が、赤信号で止まっている中、後方からすり抜けてきて横断歩道の真ん中まで進んで停止するバイク。
なんでウーバーの配達員って、こんなにマナーの悪い人ばかりなんでしょうか。誰も問題視していないのが怖すぎます。便利なんだろうけど、使ってはいけないサービスだと思っていますし、使うことはないですね。
私が轢かれて警察に事故として届けた件も結局何の音沙汰も無いですし。
こんなものを野放しにしていてはいけないと思うのですが、なんとかならないんでしょうか。
「エッセイ」カテゴリーアーカイブ
何十年の時を経て万年筆が復活した話
3年ほど前に安い万年筆(本当に安物)を購入して、以降たまに使っていたのですが、書いているうちに軸が緩くなって、数文字書くたびに締め直さなければいけないような代物で、かつどうも書き味が良くない(途中でかすれる)ので、使うのが億劫になって段々と使わなくなってしまっていました。やっぱり安物はダメなんだなぁ。もっといい万年筆が欲しいなぁと最近考えていました。
そんな時にふと、その昔、父親から万年筆を貰ったようなと思い出し、筆立てを漁ってみたところ、とても古そうな万年筆が出てきました。恐らく40年以上前のものだと思います。
分断と差別はかくして生み出されるのであった
外に出なくなり、周りが同じような思想のお友達だけになり、多様な意見を言ってくれる人、聞かせてくれる人がいなくなって孤立を深めていくと、自分が正しいと信じて疑わなくなり、思考が凝り固まっていき、自分とは異なる他者に苛つきを覚え、否定するようになる。
こうして分断や差別が生み出されるのだなぁとしみじみ思いました。外の空気を吸ったり換気するのは人間にとって大切だ。
必要なのは不安や憎しみではなく、慈愛や寛容。否定しないこと、受け入れようとすること、理解しようとすること、立ち止まって考えること。まして、顔も名前も知らない人ではなく身の回りの人であればなおさら、ね。
でないとたちまち感情の暗黒面に堕ちてしまう。なんだか歯車がずれてしまった人、多い気がするな。とても残念。
追記
一般論として意見を言う分にはいいと思います。この考え方や行動は違うと思う。そういうことはしない方がいい、とか。ただ、それをもって家族、知人、友人といった身の回りの大切な人たちを陰でこそこそと批難するのは違うと思うのです。
神は細部に宿る
コロナ禍で得たもの
新型コロナも悪いことばかりではありません。悪い中にも新たなものを見出したり、いい機会だと思って取り組めることがありました。そんなお話。
(この記事はPatreonにて公開しています)
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「お金>人間」という現実
本記事は、昨日書いた「本当に悔しい」の派生になります。
私は常々、お金こそが人類が抱える最大の闇だと思っています。資本主義は…
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本当に悔しい
以下引用部分は2020年5月11日にFacebookで書いた文章です。
続きを読むおかげで
「自分のおかげで」ってとんでもなく驕り高ぶった言葉だと思うんですけど、世間一般の人は全くそんな風に思わないんですかね。
あなたのおかげで、この方のおかげで、みんなのおかげで、と他者に対して使うことは当然ありますが、「自分のおかげでこうなった」なんて生まれてこの方使ったことがないんじゃないかな。
だって、例えば私がコンサートを企画したとして、終わった後に「僕のおかげで音楽を楽しんでくれる人がいてよかった」って言います? 言わないですよね。絶対言わないよ。だいたい、そもそもそんな考えは浮かばないもの。こんなこと言ってる人がいたら、はぁ? って思うし、お付き合いしたくないですよ。
こういう言葉を無意識に使う人は、十中八九ヤバい人なんじゃないかなと思うのですが、このように、いちいち言葉を細かく気にする人も十中八九いないんでしょうね。
私の常識は世間と離れているのだなぁと思ってやみません。
銀行の暗証番号を忘れました
緊急事態宣言が発令される少し前から本当に外出をしなくなって、外に出るというだけでも1週間のうち2日程度という状態が続いていました。
電車にも2ヶ月以上乗らず、5月の終わり頃に一度実家に行ったときに久しぶりに乗りました。外食もせず、買い物をするにも基本的に現金は使わないものだから、現金が必要になって銀行のATMに行ったら暗証番号を忘れている始末。必死に思い出して難を逃れましたが、こんな落とし穴があるとは思いもよらず。銀行の暗証番号を忘れるほど外界と謝絶される状態になるなんて考えたこともなかったです。
緊急事態宣言が出た直後くらいにTwitterで「宣言が終わったから今まで通りに戻してOKなはずがない。緊急事態がひとまず去っただけで、引き続き感染予防に努めなければならない。気を緩めてそれまでの努力が無駄になったら最悪だ。でもそうなりそうな予感がする」ということを書いたのですが、まさに現実になっているように感じています。
日本人(に限った話ではないと思いますが)は義務にならない限りやらないのだと強く思い知りました。企業も個人も、大義名分が無いと変革は難しいのだと思います。
近所の立ち飲み屋は緊急事態宣言が終わったらすぐ、ソーシャルディスタンスも何もなく、コロナ前と同じ状態で店内ぎゅうぎゅう詰めで営業しているし、気にする素振りもなく平気な顔でマスクもせずに呑んでいる人ばかり。その店で感染が発生しているいないの問題ではなく、その心構えじゃ感染者が減るわけもない。減る道理が無い。
緊急事態宣言にしても、新規感染者が2人(それが本当に正しい数値であるかどうかは別として)というところまで行ったのです。0にだって出来たはずなのです。もうあと2~3週間、どうにか踏ん張れば、ひょっとすると封じ込めができたのではないかとずっと思い続けています。思ったところで過ぎたことなのでどうしようもないことですが。
あとほんの少しというところで緩めてしまった。スポーツでも囲碁でも将棋でも音楽でも何でもそうですが、最後の最後、もう何があっても大丈夫という終わりの瞬間まで気を張っていないと大失敗するなんていうのは常識なのに、どうしてあと一歩(と思われる)のところで手綱を緩めてしまったのか。まずい事態なのに、夜の街が、夜の街がと国民の目を逸しているうちに、あっという間に取り返しがつかない状態になってしまった。
三国志や信長の野望で言えば、相手国を滅ぼしたけど、捕えた残党を打ち首にせず情けで逃したら勢力を拡大して反撃してきて逆に負けたみたいな状態ですよね。こんなことは歴史を見るに、紀元前からどの国でも常識のはずです。今回は人間とコロナの戦争だと思っています。どうして頭が良くて優秀で偉い人間ばかり集まっている(はずの)国の中枢でこういうあり得ない失敗が起こるのか。本当に残念でなりません。
第二波だと言われていますが、私は第一波で討ち漏らした残党が盛り返しているだけで、まだ第一波の続きだと思っています。定義を知らないので勝手に言っているだけですが。第二波は海外からの人の流入やらなんやらが始まってからでしょう。
こんな状態でオリンピックなんて出来るはずがないです。色々なところに配慮しなければいけないのは分かりますが、政治家はいつまで非現実的なばればれの嘘を言い続けるんでしょうね。嘘つきは政治家の始まりなんて言われますが、ここ数年の政治を見ていると本当にそう思います。政治家に、本当に国を思って行動している人間が一割もいるのか疑問です。
治療薬が開発されるまで、まともな公演が出来ないのは覚悟していますが、これでまた施設が閉鎖だとか言われたら、実演家はとどめを刺されます。廃業するしかなくなる人がどれだけ出てくるか。持続化給付金のような支援策を行わないのであれば、何を言われても必要な感染対策を施したうえで強行でもやっていくしかないですよ。
まともな仕事についている方々はなんだかんだで生活に大きな影響が無いとは思うのですが、実演家にとっては生きるか死ぬかという本当に受難の時です。
これでやっていけないなら世の中に不要な仕事だからやめろって? そうですか。