一番搾り 糖質0

 発泡酒や第三のビール、ノンアルコールビールではなく、「ビール」として日本初の糖質0を実現したというので飲んでみました。ついでに、第三のビールである「本麒麟」と飲み比べてみました。

 原材料等を見てみると、

●一番搾り 糖質0
 麦芽、ホップ、糖類
 アルコール分4%
 エネルギー23kcal/100ml

●本麒麟
 発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類)、大麦スピリッツ
 アルコール分6%
 エネルギー47kcal/100ml

 本麒麟は発泡酒に大麦スピリッツを加えたってことなんですね。知りませんでした。一方、一番搾りは確かに余計な混ぜものをしておらず、ビールの原料ですね。

 本麒麟に対してカロリーが半分以下になっています。糖質0なのだから当然といったところでしょうか。
 アルコールは1gあたり約7kcal* ですから、100mlあたり4gとして7kcalx4g=28kcal……あれ、合わないぞ。まぁ大体合っているとして、一番搾り 糖質0はほぼアルコールのカロリーのみということでしょう。

*)http://www.bic-osake.com/mame/mame/seisyu4.shtml

 本麒麟は言わずもがな。第三のビール特有の匂いと味が広がり、ああ第三のビールだなという感じ。やはり積極的に飲もうとは思えませんでした。いつもながら、混ぜものをした薄いビールという感じ。

 さて本題の一番搾り 糖質0。一口飲んだ感想が、薄い。ノンアルコールビールと同じ味がする。ビールの味じゃないな。残念ながらネガティブな感想しか出てきませんでした。
 これをビールとして飲むならノンアルコールビールでいいのでは。その方がカロリー低いし。ビールというなら、ビールの味は保ってほしかった。これは、ビールの原料で作った糖質の入っていない、ビール風の別の飲み物ではないかなと。

 というわけで、ビールを飲みたいならビールしかないという持論が変わることはありませんでした。
 現状、糖質を気にするならウィスキーや焼酎を飲んだ方がいいですね。

 でも、ビールとして糖質0を実現させようという気持ち、意欲は大切だと思います。そこからさらに改良されていったり、技術革新があったりして、いずれビールと変わらぬ味の糖質0ビールが生まれていくのでしょう。偉大な商品開発の第一歩であると思いました。

 全編ですます調にすると、やはり胡散臭い文章になりますね。「○○さんの結婚歴、子供の有無などを調べてみました!」「結果は、分かりませんでした!」系の、1文字0.1円の激安バイトが書いた何の役にも立たないネットに存在するゴミとしか言いようがないブログ感を出すことができますね。
 ああいうサイト、法規制で潰れませんかね。そういった法ができないか調べてみましたが、分かりませんでした!