日別アーカイブ: 2020-12-24

年末ジャンボのCM

 メリークリスマスイヴ。年末ジャンボのCMを目にして、ベートーヴェンの7番の1楽章のアレンジだと気づいてしまってから、観るたびにイラッとしているケツの穴の小さい人間です。
 原曲にリスペクトが無いならアレンジするなよと声を大にして言いたいです。

 かのフランツ・リストはこの曲を形容して「リズムの神化」、リヒャルト・ワーグナーは「舞踏の神化」と称したほどの曲なのです。リズムが最重要と言って過言ではなく、そのリズムを崩してしまっては台無しであり、単なる凡庸な曲に成り下がりかねません。

 CMでは原曲と比較して、リズムが崩れてしまっており、かつ全くもって重要でもなんでもないナンセンスで無意味な歌詞が載せられているおかげで、曲をぶち壊していると言えるでしょう。ジャーンボジャーンボじゃねえよ! ジャンボは尾崎だけでいいんだよ!(いいぞ)

 リズムがどのように変わってしまっているのか、譜例を作ってみました。

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「神は細部に宿る」を知らない人々

 このサイトはロクなもんじゃないと知ってはいるのですが、改めまして。

山内一典氏「『グランツーリスモ7』には、神が宿っている。我々は常に最高のものを追求しており、何事にも譲歩はしたくない」
http://blog.esuteru.com/archives/9627735.html

 ちょっとでも教養のある人なら、この記事タイトルがいかに異常かよく分かるのではないかと思います。「神が宿っている」なんて一言も言っていないです。

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