ネットを見ていたら「パラッパラッパー」の話題があったので昔の事を思い出しました。いくつかトゥイートしたので書き出しておきましょう。
“パラッパラッパーのタマネギ先生のステージの曲が大好きです。”
“タマネギ先生の訛りまくり(カタカナ英語?)の発音も大好きです。”
“当時体験版でやったときの衝撃はすごかったなぁ。>パラッパ”
“英語のラップってめちゃくちゃカッコイイんだ! と知ったのはパラッパラッパーでした。今聞いてもいい曲。多分一生いい曲。”
このゲーム、多分私の記憶にある限りでは現在確立されている「音ゲー」というジャンルの元祖、第一人者ではないかと思います。過去にも音楽を取り扱ったゲームはありましたが、正面から音楽をゲームに組み込んで、一つのゲームに昇華させたのは初の取り組みだったのではないでしょうか。
私が存在を知ったきっかけは当時、年会費を払うと季毎(だったかな?)に体験版ディスクが送られてくる「プレイステーション・クラブ」というのがあって、それで送られてきた体験版をプレイした事でした。
最初にプレイしたときの衝撃。ポップな世界観とペラペラのキャラクター、英語のみで繰り広げられるストーリー。最初の感想は
「なんだこれ!?」
でした。それまでの自分の世界には全くないものだったのです。
当時「ラップ」などというものの存在はほとんど知りもしなかった頃で、こんなに楽しくてカッコイイ音楽があるんだ! と、パラッパのおかげで世界が一つ拡がったと思います。カッコイイというか、まさに「Cool」という表現がピッタリな気がします。
最初のステージであるタマネギ先生のステージの曲が大好きでした。何が始まるのかと思ったら、いきなり
「キック! パンチ!」
ですからね。最高のつかみですね。タマネギ先生の訛りのキツい(カタカナ英語?)発音も強く印象に残っています。英語の持つリズム感や音、マシンガンのごとく単語をたたみかける魅力、それらに気づいて英語を魅力的に感じたのもこのゲームのおかげでしょう。未だに喋れませんけども。
ゲーム自体にもネタが多くて、楽しませてくれます。ニワトリ先生のステージでは卵を殻ごとボウルに入れるわ、シーフードケーキとか意味が分からないわ、ムースリーニ先生のステージではいきなりボンネットが取れちゃってるし、突っ込みどころ満載、製作者の遊び心満載で、とても手触りのいいゲームといいますか、とにかく遊んでいて楽しいゲームなんです。
音楽、グラフィック、演出が素晴らしいバランスでマッチした稀有なゲームだと思っています。
遊んだことのない方、機会があれば是非どうぞ。