私が親しくさせて頂いている方々が数名、毎回エキストラで出演しているので、毎年見に行っている演奏会です。今年で3年連続3回目。
関東学院大学管弦楽団 第8回定期演奏会
序曲「コリオラン」 / L.v.Beethoven
歌劇「カルメン」より / G.Bizet
・闘牛士
・ハバネラ
・アラゴネーズ
・セギディーリャ
・アルカラの竜騎兵
・ジプシーの歌
交響曲第1番 / J.Brahms指揮:安東 裕躬
メゾ・ソプラノ:安東 京衣子
演奏:関東学院大学管弦楽団
大体の感想は昨年までと同じ。
安東さんも年々一つずつ歳を重ねられているわけで、往年のベームの域に入ってきた感があります。
コリオランの冒頭の強烈なフォルテを棒で出し切るのは少ししんどい感じですが、それでも学生さんが意図を汲んでしっかり出していたのが印象的でした。
この日のプラグラムの中ではカルメンが最もよかったと思います。メゾ・ソプラノの安東さん(指揮の安東さんのご家族なのでしょうか?)の身振りを交えながらの熱唱。それにつられてオケも徐々にドライブしていき、最後のジプシーの歌は本当に素晴らしかったと思います。ブラヴォー!
安東さんの指揮も、フランスものと相性がいいのではないかなんて勝手に思ったり。
毎年MVP的な学生さんを勝手に決めているのですが、第1回はドヴォ8のティンパニの方、第2回はベト7のティンパニの方、そして今年はカルメンでタンバリンを叩いていた人がよかったです。3年連続で打楽器になってしまった。
来年は鎌倉芸術館でメインがチャイ5との事。今から楽しみです。