3DS買えました!!
ソフトはnintendogs+catsを買ったのですが、3Dだとリアリティが圧倒的に増します。絵がリアルだとかそういう問題ではなくて、なんというか、「そこに実際にある」感覚です。
何度も2Dと3Dを切り替えてみているのですが、一度3Dを体験してしまうと、2Dはやはり「絵」に見えてしまいます。今まではポリゴンで立体的だと思っていたのに、人間の慣れって怖いですね。早くこれでマリオやゼルダをやってみたいです。
色々と言われている「目が疲れる」という問題ですが、私はまるで疲れを感じることはありませんでした。ネットでは10分遊んで限界だとか、30分以上は無理といった記事を目にしますが、本当に人による部分なんでしょうね。私は体質がマッチしたのでしょうか。
それから、奥行きがあるだけで飛び出さないという意見ですが、飛び出します。画面より手前5~10cmは可能だと思いました。ただ、映画でも3Dテレビでも、「奥行き」ではなくて「飛び出す」表現は業界の裏で規制がかけられてるって聞いたことがあるんですが本当かなぁ。どうなんでしょうね。これは私には真偽が分かりません。
3Dのスイートスポットが狭くて、携帯ゲームに向いていないという情報も気がかりでしたが、考えてみれば、今までプレイ中に携帯ゲーム機をわざわざ斜めから見ることはなかったわけですから、これもさほど問題には感じていません。仰向けに寝ながら遊んでも不便は感じなかったです。ただ、ARゲームズのように、本体を動かす必要のあるゲームはやはり相性が悪いと言わざるを得ません。
でも、そのARゲームズがすごいです。なんというか、全く新しい体験といいますか。ARの存在は知ってましたし、iPhoneアプリでもARを使ったもので何度か遊んだことがあるのですが、きちんとしたゲーム機のものとなるとやはり一味違いますね。
机がゆがんだり、机に穴が開いたりとかちょっと信じられないというか、なにこれ!? みたいな。ライトユーザーが一番食いつくんじゃないかなぁ。技術ってすごいですね。これを生かしてどんなゲームが出るか、ですね。
Wiiにしても3DSにしても、何がすごいって、普段ゲームをやらない人に対して
「あ、これ面白そう」
って思わせる事が出来る点だと思ってます。
ゲームに興味がない人に、
「HDに対応して、一度に何億ポリゴン表示できて絵がとっても綺麗なんだよ!」
とか
「こういうゲームエンジンが使えることによってリアリティのある世界が構築できるんだよ!」
と言っても、「ふーん」以上の反応は得られらないと思います。
それに対して、
「リモコンでゲームが動かせる」
とか
「画面が立体に見える」
というと、一度やってみたいと思わせることができるんですね。
子供騙しだとか、性能が足りないとかそういう意見も当然あると思います。ですが、これは私がクラシックを指揮していて一つの目標としていることと同じで、
「いかに興味がない人を振り向かせることができるか」
という大問題を克服できているわけで、本当にすごいことだと思うのです。
クラシック好きがクラシックを聞くのは当たり前。
ゲーム好きがゲームをするのは当たり前。
お金をかければ、いい奏者を集めていい演奏をすることは可能ですが、それでクラシック人口が増えるかというと、それはなかなか考えにくいわけです。
そこを克服していかないと、市場がどんどん狭くなる一方なんですよね。ゲームファンは、やりたいソフトのあるハードを買ってくれるんですから。
でも、3DSはDSほどは売れないんじゃないかなという気もしています。
ゲームの情報を能動的に集めない人は後継機だという認識すらないかもしれません。DSが3Dで見えるようになっただけ。という程度の認識の人も実際にいます。やっぱり一般の方は性能とかそういうことは興味がないんですよね。
ともあれ、現状ソフトが明らかに不足気味なので、良いソフトがたくさん発売されることを願います。
そうそう、実は3D繋がりでバーチャルボーイに関して書きたいことがあるのですが、長くなったので、それは次回に。