キュリー夫人の死因が昔と違ったんですが

 「ラジウム・クリッカー」をやっていて、ふとキュリー夫人に興味を持ったので、ちょっとネットサーヒィンをしてみたら意外なことが分かりました。

 「ラジウム・クリッカー」というのは、本ブログで何度か触れている「ねずみハンターキャシー」をリリースしているtomeappのTOMEさんが作った、一発思いつき勝負のネタゲームです。瞬間最大風速がすごかった「クッキークリッカー」のパロディですね。ただ、一発思いつきと言っても、テキストはしっかり整備されていますし、丁寧に作られています。さすがtomeappといった感じです。これはステマ記事ですか? いいえ、違います。

ラジウム・クリッカー
iOS版
https://itunes.apple.com/app/rajiumukurikka/id962195142?mt=8

Android版
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.shinhirota.Radium

ブラウザ版
http://tomeapp.jp/apps/radiumclicker/

 昔、伝記を読んだかなんだかで、キュリー夫人って、自分が研究していた放射性物質に身体を蝕まれて亡くなったという、野口英世と同タイプの最期を遂げた方だとばかり思っていたのですね。

 しかし、昨今の研究では、ラジウムを手づかみで処理するという超豪快な実験をしていたにも関わらず、死後50年ほどして行われた放射能測定では許容範囲内の被曝しか認められなかったようでして、防護なしで放射性物質を取り扱い続けたことではなく、戦時中にX線を被曝しまくったのが死の遠因ではないかという説が出てきているんだそうであります。Wikipediaではソースになりませんので、他ソースも発見しました。

キュリー夫妻ラジウム発見100周年記念講演会(4ページ目)
http://ri-center.w3.kanazawa-u.ac.jp/download/Radium.pdf

キュリー夫人の死——100年目の真実
http://archive.is/eIxgt#selection-185.0-185.18

 ほほうと思い、「キュリー夫人」「被曝」なんかのキーワードで検索しますと、やはり私の知識と同じく、放射能の害を知らずに被曝して死んだという話ばかり出てくるのですが、これはこれで昔の知識の上書きがなされていないだけではないかという感もあります。

 本記事では別に放射能云々の話がしたいのではなくて、私たちが小さいころに常識として得た知識というのは本当にたくさんあるわけですが、科学や物理の世界というものは日々進歩し、新たな発見がなされているそうなのですね(理数系は門外漢なので伝聞にします)。ただ、これは歴史の世界もそうです。今や鎌倉幕府の成立は1192年じゃなくて1185年と書いてある教科書が多くなっているというのは、結構衝撃的な出来事ではないでしょうか。

 一度教育が終わってしまうと、その後は誰からも教えてもらえないので、知らないままになっていることが沢山あるはずなんですね。ですから、昔は常識だったことが今では間違いだったりするわけで、常に知識の上書きというものは必要なのかなぁと、そんなことを「ラジウム・クリッカー」をやって思ったりした次第です。小品ではありますが、理数系への興味が湧くいいゲームだと思いました。ステマではありません。