The Friends of Ringo Ishikawa

 クリアしました。約8時間。
 面白かったです。ドット絵、かつオープンワールド系、大好物です。というのも、スーパーファミコンで出た「初代熱血硬派くにおくん」が大好きだったんですね。こういうゲームはただその世界にいるだけで延々と遊べる系です。

 最初の1~2時間は何をしていいのか分からず、ダレたものの、日々の生活のルーチン化が進むにつれて面白味が分かってきて、後は一気にクリア。

 使うボタンはファミコン+1ボタンのみの最小限で操作もスムーズ、戦闘は一度も敗北せずでストレスフリーでした。レベル、HPは特に頑張らずとも喧嘩していればいずれMAX。HPは公園での日々の懸垂と、トレーニングジムが鍵。トレーニングジムは3日通えばイヴェントが発生して、入会金不要になり、以後1回1,000円で最大HPを25上げることができます。

 金策が大変なのですが、中古ショップの前で鞄を持った不良を狩って、鞄を即売れば、2時間(ゲーム内時間)で3,000~4,000円は稼げます。ただし、鞄を持った不良が出てくるかどうかは運次第なので、ダメな時はダメです。それでもビデオ屋で時給500円で8時間バイトするよりは遥かに効率がいいはず。
 最後の方に気づいたのですが、ある程度パンチ力が上がった状態(未検証)で、戦闘態勢に入っていない段階で敵を殴ると、一撃でダウンさせられます。鞄を持った不良に声をかけ(不良モードの状態でキャンセルボタン)て立ち止まらせ、不意打ちでダウンさせれば楽に鞄をゲットすることができるという塩梅。(犯罪です)

(追記)一撃ダウンを再現してみようと思い、最初からプレイしてみたものの、P. POWが最大でも再現できず。条件不明です。

 空腹は気にせず、ずっと飢餓状態でした。問題無しです。が、自然回復力が全然違う模様。戦闘前は食べておいた方がいいかも。
 食べる場合は、家の近くにある商店街で売っている「ハンバーガー」が最もコストパフォーマンスが良かったように思います。1個380円で、1つ食べると空腹の段階が1つ回復。駅前の店で売っている「とんかつサンド」はハンバーガーより回復してるっぽいけど、全快にするには半端な回復量で無駄が出そう。とんかつサンド1つ、ハンバーガー1つが最も効率がいいのかなと思ったものの、それだと全快しなかった。また、店が分散するので購入しにいくのが面倒。従って、管理のしやすさでハンバーガーを推します。

Starve(飢餓)→Hungry(空腹)→Sated(満足)→Full(満腹)

 なので、ハンバーガーを3つ食べればFullになります。朝一にハンバーガーを3つ食べて満腹にすると、夜に空腹になる感じなので、普通に生活している限りは3つで一日持つと考えてよさそうです。朝、昼、晩と1つずつ食べてもいいかもしれませんね。(未検証)
 従って、食事をとる場合、一日あたり1,140円が必要となってきます。これは運が良ければ不良の鞄を1つ、悪くても2つ売れば手に入る金額のため、1日3人不良狩りをすれば貯蓄が出来る計算となります。

 日本語訳、それ以上に日本語表示(不自然な改行やページ送り)が若干難ありですが、プレイ自体には支障無し。

 クリアフラグを立てなければ何をしていてもよい。体を鍛えてもいいし、勉強をしてもいいし、本を読んでもいい。出来ることが多くて自由度が高い。個人開発なので、これ以上風呂敷を広げると収集が付かず、無理なんだろうなと思うのですが、イヴェントの増加等、詰め込めば最高の2Dゲームになる可能性を秘めていると感じました。本当に、あと少しの詰めがあればと。

 移動フラグのバグが多かったのは残念。イヴェント会話後に突然コンビニに飛ばされたり、夜に学校に飛ばされて、朝まで脱出出来ず(時刻でマップ間移動の判定を区切っている模様)、ただ時間を潰すだけ(しかも、午後の授業後に寝不足で自宅に強制送還)になってしまったり。なんとかならないですかね。

 開発のyeo氏の次作である“Arrest of a stone Buddha”はあまり肌に合わなそうな感じを受けたのでパス。その次、現在開発中である“Fading Afternoon”は面白そうで、既にウィッシュリストに入れました。

 セールでよく半額になっているので、ご興味がおありの方はどうぞ。

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