昨年の12月くらいから、可能な限りのキャッシュレス生活を始めています。
日本人誰しもそうだと思いますが、幼い頃からの刷り込みで、現金信仰のようなものを持っていたのですが、どう考えても現金を持ち歩くのは合理的ではないということに気付きはじめ、環境を整えてみました。
結果として、クレジットカード(ブランド分けて2枚。例えばJCBしか使えないというようなこともままあるのですが、2枚あればだいたい大丈夫です)、Suica、iDの4枚あれば、現金以外対応しないという店でない限り現金を使うことは無く(当たり前ですが)、財布の中身が減らなくなっています。iD機能つきのクレジットカードにすれば3枚で済みますし、電車に乗らないのなら2枚で済みます。
電車はSuicaを使用。もうかれこれ10年くらい(かな?)オートチャージで乗っているのですが、いちいち残高を気にする必要はありません。改札で残高不足で引っかかることもあり得ません。ちょっとチャージしてきますなどと人を待たせることも、チャージのおかげで終電を逃すこともありません。常々言っているのですが、オートチャージにしない意味が分からないです。電車に乗りすぎるなんてことはないんだから、何もマイナスは無いと思うのですが。だってチャージしたら現金減るじゃないですか。チャージのために必要な現金分を常に考えて財布にお金入れておくんですか? 現金が足りなくてチャージ出来なかったら? ATMを探す? 電車に乗るのに、電車代にプラスしてATM手数料を支払う? 非効率すぎるでしょう。えっ、一般の人はちょっとやそっとでは困らないくらい現金を入れておくんですか!? なるほど、納得。
以前はコンビニなどでもSuica払いを使っていたのですが、改札以外ではオートチャージをしてくれないので、足りないときにストレスでした。あれ、今いくらあるんだろう。足りるだろうか。そんなことを考えながら品物を選ぶのが嫌なんですね。そこで、コンビニ等の少額、かつサインをするのが面倒な局面での支払いはiDに切り替えました。というか、Suicaがポストペイになればほぼそれ1枚でなんでも出来る最強の電子マネーになるのにと思うんですけど、なんでしないんですかね。なんか大人の事情があるんでしょう。
iDはポストペイなので残高を気にすることなく一瞬で支払い完了です。店員さんに「ペイペイで」とか言わなければならない罰ゲームのようなくだらないストレスもなく、非常に使い勝手がよいです。ただし、今使っているiPhone6sまではFeliCaに対応していないので、iPhone7以降に買い替えれば、さらにカード一つ分持ち物を減らすことが可能であります。
ちょっと出かけるくらいなら、カード3枚くらいと携帯、そしてカード入れにちょっとした現金(お札)を入れて持っていけばいいだけなので非常に生活が良好になりました。財布を出して小銭を一生懸命探し、あと1円足りないというようなストレスもなくなりました。今だにコンビニで小銭でモタモタ支払っている人、それ意味あります? なんで? とか思います。そのような時間は無駄であって、他の便利で簡単な手段があるにも関わらず、ストレスを抱えるくらいなら電子マネーで済ませるべきであろうというのが2ヶ月ほど続けた現時点の結論です。利点しかない。
ただし! こういう生活をして初めて気づくのですが、現金しか対応していない店が意外と多い! そりゃそうでしょう。電子マネーやクレジットカード決済を使われれば手数料分が引かれるわけで、出来る限り現金で支払ってもらいたいというのが本音だと思います。
ただ、マクドナルドや大戸屋、サブウェイなどの大手飲食店も現金(もしくは交通系ICカード)のみというのは解せないところです。せめてクレジットカードには対応してくれと思いますけども、薄利多売系では厳しいのかなという経営的な立場で考えてしまうと、対応しろよバカヤローなどと無下にも言えないところです。あと、ラーメン屋なんかはほぼダメですね。なので、結局現金も持ち歩かねばならないのがちょっと残念なところです。いざという時に強いのはやはりまだまだ現金でありますね。
あとは飲み会。こればっかりは割り勘で現金以外では難しいと思うのですが、多くの人がPring(プリン)を導入してくれれば、このストレスからも一切開放されます。Pringで集めてカードでドーンですよ。これ絶対最強。でもPring有名じゃないんだよなぁ……。圧倒的に使い勝手がよく、便利すぎて逆に怪しいくらいです。こんなに無敵のサービスで大丈夫なんだろうか。これが普及すれば現金の時代が終わるのにとすら思っています。ペイペイなんてただ知名度があるだけの塵芥ですよ。
また心変わりがしたら報告いたします。