先日拙ブログで取り上げた社会学者のにしゃんた氏のエントリーの内容が大幅に変更されている模様です。
オヤジギャグを言うと人格を否定されかねないので気を付けたいですね
http://blog.185usk.com/2014/10/post-571367.htm
どこが変わったんだと言われても逐一指摘できないのですが、大幅に内容が変更されているのは確実です。
アントニオ猪木に喝を入れる
http://bylines.news.yahoo.co.jp/nishantha/20141002-00039617/
まずタイトルからして変わっておりますね。そのおかげで「お?」と思えて確認できたのではありますが。
当初の内容は、自身の出身のスリランカをバカにされたという揚げ足取りにも近い個人的怒りの感情優先で猪木さんを糾弾し、最後には「日本人が悪いのでは」的な投げっぱなしジャーマンよろしく唐突な問題提起で締めくくると言う訳のわからない主張だったわけですが、かなり手を加えた模様です。
初期の段階から、個人的な怒りである事を隠そうとカモフラージュをしていた感はあったのですが、それがより強固になり、「~と捉える人が出てきてもおかしくはない。」などと周りに責任を転嫁するような言い回しを追加し、読み手に優しい書き方に大きく変容しております。
最初からこの内容であればさほど引っ掛かりはなかったと思うのですが、あれだけ感情むき出しで他人を批判するエントリーを書きながら、上から目線で日本人は云々と言ってしまった事で、恐らく周囲から色々言われたのでしょうね。これはしまったと冷静になって、慌ててミソがつかないように修正や追記をしたのだと思うのですが、一度世間に対して出した文章にこれだけ大幅な変更を加えておきながら、一切その事に触れていないのはどういう判断なのかと。
やってしまったと思ったなら、その旨素直に謝るなり訂正するなりすればそれでよいと思うのですが、バレなきゃよかろうと黙ってすり替えを行い平気な顔をして新しいエントリーを書いている方の言説が果たして支持されるのかどうか。せめて追記ありですとか、変更ありですとか、そういう事くらい書けなかったのでしょうか。
にしゃんた氏はスリランカと日本の体験を通じて、グローバルな観点から日本に足りない部分を正面からズバズバ指摘できる方だと思ったのですが、実は世論を気にして話題になりたいだけなのかなと、そういう事が露呈しまった感があり残念ですね。フィフィの爪の垢でも煎じて飲んだらいいんじゃないですかと私の祖母が言っておりました。
打ち切り打ち切りと言われつつ、いつまでも打ち切られないバイキングも、お詫びとして本当に打ち切りにすべきであろうと、そう思うわけです。