主催者音信不通によりオケの本番が直前で中止になる事案が発生したようです

 なんか流れてきたので、すわ炎上と見にいきました。

 情報が少なすぎるので何とも言えないのではありますが、コンサートを企画した主催者が雲隠れし、練習が滞ったため、団員よりコンサートの中止を主催者に勧告、事後処理を行うという言葉を最後に主催者と連絡不能となり、本番直前になっても現れないため、にっちもさっちも行かなくなった結果、本番1週間前になって団員の協議によりやむなく中止を決定したという状況のようです。

 どうやら立ち上げ記念にオールシベリウスのコンサートを控えた新興のアマオケで、いざお披露目というところだった模様です。アマオケとはいえ、プロのエキストラも依頼していたようでして、昨日本件についてトゥイートをしたところ、該当のオケからエキストラ出演を依頼されていたという知り合いからタレ込みをいただきました。

 その方によりますと、最初に依頼があった後は連絡も途絶え、何ら誠意ある対応がなかったそうで、大層お怒りの模様です。そりゃ当然ですね。そのようないい加減な運営をしていればかくなる結果を招くのもむべなるかなという気持ちになった次第です。

 運営が不在な状態で誰が発信しているのか分かりかねますが、上に掲載したようにオケの公式トゥイッターアカウントによりますと、運営を行っていた二名は依然として連絡が取れないという事で、責任者として名前が晒されております。関係者のお怒りはごもっともなのですが、「運営者二名が」という具合にもう少しマイルドな表現でも良かったのではないですかねと思わないでもありません。

 アマオケは本当に狭い世界ですから、現時点の状況を勘案するに、そのお二人の氏名や所業等々が界隈においてあれこれ囁かれブラックリスト入りしてしまう事は大変残念ながら不可避かと思われます。しかしながら、言い方は悪いですが狭い趣味の世界で起こったゴタゴタであり、言ってみればサークル内の不幸な事故とも言えるわけです。それを公然の場において名前を晒してしまうのは、いささか早計であるようにも思います。苗字だけというところに一定の配慮が見られないでもありませんが。

 しかしまぁ、どうしてまた雲隠れなんて手段を選んでしまったのかが気になるところです。人間ですから、やむにやまれぬ理由で、やろうと思っていた事を断念せざるを得ない事もあるでしょう。どうしても運営が上手くいかなかった、もうどうにも出来ない、という状況であれば、関係者に説明し、お詫びしたうえで可能な限り参加費の返還を行うなど、然るべき措置を講じ、きちんと敗戦処理を行えば、機を見計らって再起もできたのではないかと思うのですが、雲隠れでは果たして今後協力しようという人がいるのかどうか。今からでも出てきて、関係者にはきちんと釈明した方がよいと思うのですが、どうなんでしょう。

 参加費の返還と書きましたが、このタイミングでの中止決定では、ホールのキャンセル料はまず間違いなく100%ですので、全額となると難しいものと思われます。参加費を支払ってしまった方々は泣き寝入りするしかない結果になりそうな様相ですが、オケへ参加するという事はそのようなリスクも孕んでいるのだと織り込み済みで演奏活動をしなければならないのかと言われますと、それはよろしくないと思います。何か救済の道はないものかと考えてはみたものの、本件は滅多にないレアケースであると思われますので、数百分の一のロシアンルーレットに当たってしまったと思って自らの不運を嘆くくらいしかないのかなと大変残念な気持ちになります。

 現時点では主催の二人がいなければ何も進まず、二人に全責任があるという風に読めますので、それを前提とした話ではありますが、まずアマオケとはいえ運営が二名のみというのはなかなか簡単ではないと思われます。練習の開催も不可能だったというところから、会場確保なども全て二人に一任していたという事なのだろうと思ってよさそうです。演奏会開催に関わる業務を洗い出してみると、二人で出来るものではない事は分かるかと思いますが、出来ると思ったのでしょうね。実際、本気でやろうと思えば出来ない事は無いと思いますし、出来るのであれば、運営が少ない事によるメリットというものも生まれますので、中止の可能性というリスクを分散しなかった事が責められるかというと、それは結果論であるようにも思います。

 ただ、取り仕切っていた人物が音信不通になるという不測の事態が現実に発生してしまったわけですね。それなら代わりに残った者で引き継いでコンサートをやろうぜですとか、外部から引き継げる人を招聘してどうにかしようぜという議論もひょっとしたらあったのかもしれませんが、結果的にそのような結論になる事もなく、そのまま中止に至ったものと想像されます。とはいえ、自らの意思で参加したからには大なり小なりコンサートに対して責任が発生するわけで、力を合わせてどうにかするという選択肢も取り得たのではないかと思うのですが、そうはならなかったという辺り、あまりに主催がクソすぎて、あんなものに協力できねえよアホが、中止だ中止、という静かに燃える怨嗟の炎が見え隠れしないでもありません。そこに至るまで何があったのか外からは何も分かりませんので、何とも言えないところではありますが。

 もし、奏者が思うように集まらず、これでは演奏は無理と判断して逃げてしまったのであれば、それは間違いであり、例えヴァイオリンが2プルトだったとしてもやるべきだったと言いたいところであります。やると決めたからには格好悪くてもなんでも、どんな形でもやりきるべきであり、中止にする方が余程リスクが高いものと思われます。巻き込む人数が多い活動であればなおさら。本番を終えておしまいにすればよい話です。

 立ち上げた当初は行けると考えていたとは思います。しかし思い描いた物事が万事思い通りに進む事の方が稀なわけで、次々に降りかかってくる現実に対し、こんなはずじゃなかったと言いたい気持ちを抑えつつ、実現性の高い方向に向かって柔軟に対応を決定していくべきであろうと思います。例え最後に出来上がったものが、最初に見えていた理想と違ったとしても、最後までやりきりさえすれば、一定の評価は必ずついてきます。さもなくば、傷口が大きくなる前に見切りをつけ、すっぱりとたたんでしまった方が良いかと思います。いずれにせよ、遁走し音信不通になった挙句、直前で中止という結果を招いた行動は、考えうるうちで最低の結果であり、下の下策以外の何物でもなかろうなぁと思う次第です。

 あとはまぁ、既にコンサートの告知を行っているわけで、トゥイッターなどの限られたツールで、果たして来場するつもりだった全員に中止という事実がいきわたるのかという心配もありますが余計なお世話ですね。残された関係者が当日ホールの入り口で、来るか分からないお客様を待ってお詫びするとも思えませんし、SNSで告知をした時点で説明責任は果たしたという辺りが限界でしょうか。そう考えますと、直前での中止という事態は重たいものだなと思わざるを得ません。

 私は完全に部外者ですので、内部事情を知る由も権利も何もありませんが、早く落ち着くとよいですねというコメントをお送りするほかございません。被害を被った関係者の皆様は本当にご愁傷様でした。なおタレ込みは随時お待ちしておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

 ところで行方不明の主催のお二人が山で遭難しているとか、台風接近時に裏の川の様子を見に行ったとか、路上でハイエースに押し込まれるのを見たとか、そういう事はないんですかね。自宅まで行ったりしたのでしょうか。それでも誰一人として二人の行方が一切追えないのであれば失踪事件の可能性も出てきますので、警察に届けを出すとかそういった対応も必要になってくるのではないかと余計な心配をしてしまうのでありました。なにはなくともお二人がご無事であらんことをお祈りすると共に、関係者の皆様におかれましては、釈明の意思がある場合、その機会を設け、話を冷静に聞いて判断するくらいの度量をお持ちであっていただきたいという事を真に勝手ながら希望したく存じます。冷静に聞いた結果許せなければ煮るなり焼くなり自由にすればよいかと思います。

 どんな形でも本番開いちまえばよかったのに、なんだかなぁという具合ですね。プライド? 世間体? そんなもんクソの役にも立ちませんよ。

1 thought on “主催者音信不通によりオケの本番が直前で中止になる事案が発生したようです

  1. ANT3

    1発オケが無事本番を迎えるという事はいかに大変かよくわかる事件ですね。あれだけもめたのに無事本番を迎えられた第9オケの主催者:電子キャラメル氏はいかに優秀な人材だったか今更ながら思い知らされます。

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