観光地にある醤油ラーメンは意外と美味しいです

 どうして、どこもかしこも醤油ラーメンなんだろうと、ずっと疑問に思っていたのです。

 遊園地、動物園、水族館といったレジャー施設ですとか、いわゆる観光地にある食事処には、「○○ラーメン」などと、いかにも名物のような名前をつけた割に、それほどの創意工夫も見られないような、実にスタンダードな醤油ラーメンがメニューの中に必ずといっていいほど存在するわけです。

 私としては、あまり食べようという気になれないもので、豚骨とか鶏ガラとか魚介系とか、油でギトギトのハイカロリーラーメンとか、つい食べたくなるラーメンを用意すればいいのになどと思って、ずっと内心不満であったのです。

 今日、ある人が、そういう場所に行って食べたらしき醤油ラーメンの画像をトゥウィッターにアップしていたのですが、その画像をまじまじと数秒見た時に、ふと、なるほどと気づいたのです。ラーメンを食べる人で、素朴な醤油ラーメンが嫌いな人はほぼいないからではないかと。

 観光地は老若男女、様々な人が訪れる場所なわけで、そこに人によって好みが激しいと思われるものを置くのは、ある種ギャンブルなわけです。カレーやたこ焼きなどといったバラエティに富んだメニューがある中で、ラーメンフリークでない人がラーメンを食べたいと思った時、醤油ラーメンが選択肢にあれば十分なわけで、わざわざラーメンを細分化して用意しておく必要性がない。二郎みたいなラーメンを動物園で食べようと思う人はいないわけです。いるかもしれませんが。

 ラーメン屋はラーメンが食べたい人が来るところなので、こだわりの一品を用意すればよい。あとは客が自分の好みに合わせて店を選択するだけである。だが観光地にラーメン目当てで来ている人はいない。だから一人でも多くの人に対して選択肢になりうるものを用意しておく。

 気づいてみれば簡単な話だし、それが正しいかどうかは知りませんが、一人で勝手に腑に落ちてスッキリしたのでありました。

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