昨日はコンサートに足を運びました。
悲劇的序曲 Op.81/ブラームス
大学祝典序曲 Op.80/ブラームス
交響曲第3番 Op.90/ブラームス指揮:井﨑正浩
オールブラームス。濃いですね。今回も知り合いが何人か出演しておりました。チケットまで頂いてありがたい限りです。
戸塚区民オーケストラは過去に何度も聞きに行っているのですが、いつもいつも人数が多くて、人数不足に悩むようなことがなくていいなぁと思う一方、あれだけいると、意思の疎通や細かい合わせが大変だろうなぁと感じます。
しかしそこはオケの皆さんの多大な努力と井﨑先生はじめ、トレーナーの方々のご指導によって充分カバーできているようです。市民(区民ですけど)オケの理想的な形の一つではないかなと思います。
今回一番良かったのは悲劇的序曲でしょうか。終盤は悲壮感と迫力にゾワゾワしっぱなしでした。
アンコールはブラームスといえば定番の「ハンガリー舞曲」だったのですが、なんと4番と5番。5番は超メジャー(私の中ではストリングチーズ)ですが、4番は滅多に聞けないんじゃないでしょうか。間違えて2番ってトゥイートしてしまったくらいです。いやぁ、いいもの聞けたなぁ。
顔見知りの方々もよく弾いていらっしゃって、(弦楽器ばかりなんですが)気合入ってましたね。
今回のホール、鎌倉芸術劇場なんですが、一度本番をやってみたいホールのうちの一つです。横浜近辺のホールだったら、ここか、みなとみらい大ホールでしょう。みなとみらいは奏者としてなら乗ったことがあるんですけどね。
30周年記念演奏会はみなとみらい大ホールでサン=サーンスのオルガン付きとのことで、ぜひとも足を運びたいと思います。一つの組織を30年持続させるって、並大抵のことじゃないですよね。すごいと思います。
実は井﨑さんの指揮について書こうと思ったりしたのですが、今更書くまでもないようなことですし、私ごときが「褒める」などというのは大変失礼な事ですので、控えさせて頂きます。それくらい素晴らしかったです。井﨑さんはすごいですよ。ホントに。私がお世辞抜きですごいと思える指揮者の一人です。あの方の指揮で演奏できるのは幸せなことだと思います。
小編成のオケもいいけど、大編成のオケもやっぱりいいですね。つまり、面白ければなんでもいいんです。