ふと、他人を思いやって自分の行動を制限することって果たしてあるのだろうか。ってな事を考えたわけです。
例えば、言いたい事があるけど言えないってあるじゃないですか。それって「こういう事を言ったら相手に悪い」とか「相手の気分を害するかもしれない」と、一見すると他人のためを思ってそれをしないという行動のように見えるわけです。
でも、ちょっと見方を変えてみると「相手に嫌われたくない」とか「面倒なやつだと思われたくない」という自分本位な気持ちから出ている感情に思えるわけです。
他人のためにと思っている事でも、結局自分本位で自己中心的な考え方にすぎないんじゃないですかね。
それって多分間違いじゃないんですよね。人間は基本的に自分中心だし、それでよいと思うのですが、世間の教えでは自己中は良くないとされていますから、自分が利己的な人間であるという負の面を見ようとせず、認めようとせずに、これは他人のためだ自分は悪くないと自分を一生懸命騙しているだけなんじゃないかなぁ。
それがいい悪いと言うつもりはないんですけども、自分の感情の根本がどこからきているのかを考えるのは、一定の意味があるのかもしれない。
と、思ったことを書いただけなので、結論めいたオチをつけられなかったわけなんですが、ここでネットでよく見かける逃げ文句がこれですね。
「みなさんはどう思いましたか? ご意見をいただけると嬉しいです」
これを書けば何でも締められる魔法の言葉。ご意見はいりませんので、あしからず。