映画」カテゴリーアーカイブ

おめぇに見せる映画はねぇ!

 そういえば書き忘れていました。ドラえもんを見に行った時の話。
 私は中段のエグゼクティブシートで見ていたのですが、クライマックスのいいところで、最前列からまばゆい光が。
 でましたよ。スマホで何か確認する輩。
 あれ、本当に眩しいんですよ。会場中の視線が集まったはずです。
 おめぇに映画を見る資格はねぇ! 取り締まって出禁にしてほしいですね。

「ドラえもん のび太の新恐竜」

 コロナで公開が半年ほどのびのびt……延びましたね。
 前々から言っているとおり、映画等は極力事前知識を入れないで見に行くので、のび太の恐竜、のび太の恐竜2006ときて、三度目の映画化なのかと思っていたら、エッセンスは残しつつの新作なんですね。

 ネタバレが嫌な人はここまでで。

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ゼロ・グラビティ

 宇宙というこれ以上ない広い空間を舞台にした映画なのに、まぁ狭いのなんの。という逆転が良い。
 最初から最後まで緊張しっぱなしで、とにかく胃に悪い。僅差でリードしているベイスターズの試合を見ているような気分。(こんな気持ちで試合を見ているのです)

 劇中の誤ったシークエンスに対する正しい知識のガチの解説も面白かったです。

映画ゼロ・グラビティについて | 宇宙技術開発株式会社
https://www.sed.co.jp/tokusyu/gravity.html

 面白かったんだけど、原題が「Glavity」なのを邦題で「ゼロ・グラビティ」にしちゃダメ。これやった担当者はアウティですよ。意味が真逆になるばかりか、ラストの意味がまるでなくなってしまう。どういうテーマなんだろう、単に宇宙を見せたいだけのはずないよねと思って観ていたんですが、ラストのあれがやりたかったわけですよね。だったら変更しちゃダメでしょう。
 グラビティじゃインパクトないし、映画の内容が伝わらないから商業的に厳しいという判断なんだろうとは思いますけど、映画の意味を変えるのは愚策としか思えない。よくオーケー出たよなぁと。
 どうせそんな違い誰も気にしないし、最後の意味だって気づく人ほとんどいないだろみたいな、消費者をバカにした商業主義が見え隠れするような気がします。
 こういうことが多すぎて、メジャーシーンには絶望しているのです。芸術性、作家性よりお金が一番大事だから仕方ない!

ジョーカー→バットマン ビギンズ→ダークナイト→ダークナイト ライジング→キング・オブ・コメディ

 11月に「ジョーカー」を見て、役者のレヴェルの高さにズギュンとやられたんですね。
 なんと言ってもホアキン・フェニックスの演技に尽きる……と思いきや、なんだこりゃと度肝を抜かれたのが、ロバート・デ・ニーロ。 続きを読む

映画「ミスト」

 「後味の悪い映画」の話が出た時に必ず名前が挙がる「ミスト」。どんなもんだろうと思いつつ見ていなかったのですが、ようやく見ました。

 見た人が全員鬱になるという前評判通りすぎて、これはちょっと二度目は見たくないというか、数時間立ち直れなかった。間違っても落ち込んでる時になんて見ちゃダメ。ゼッタイ。

 途中はいいです。パニック映画としてよく出来ています。面白かったです。化け物もおぞましいけど、結局人が一番怖いだろという普遍的なテーマを扱っているし、極限状態に置かれた群集心理を見事に描いていたと思います。

 逆に、もう結末を知っているだけに、二度目を見ても平気なのかもしれないけども、それでもやっぱり積極的に見ようとはどうしても思えない。見なけりゃよかったとすら思ったくらい。

 グロい場面もいくつかありますが、根本はパニックサスペンスですので、ホラーが苦手な人でもまぁ大丈夫でしょう。グロシーンは重要ではないので、目をつぶっておけばよいです。エンディングの後味の悪さについて覚悟のある人はご覧あれ……。

 あ、ネタバレ部分の最後の文章を先に記載しておきます。

 後味は最高に悪いですし、二度と見たくない映画ですが、脚本は練ってあり、面白い映画だったと思います。なので評価が難しい。超面白い! 絶対おすすめ! とは思わないですが、「二度と見たくないけどつまらないわけじゃない」。そんなバカな評価があるかという。あるんだなこれが。フランク・ダラボンマジックかな。

 さて、ネタバレになるのでこの先はご注意を。

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【映画】カーズ

 なんというか、名前があまりよろしくないような気がするんですよね。呪われそうというか、ジョジョに出てきそうというか。

 呪われそうに感じる理由はカース(curse)のせいなわけですが、それは置いておくとして、ピクサーの映画なのでハズレという事はまずなかろうと思ったら、やはり期待を裏切らない出来でありました。

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