横浜 vs 讀賣 22回戦

 なんだか先週末にベイスターズらしきところから、「このメールを受信した人限定でチケットが取れます」という詐欺くさいメールが来たので、急遽申し込んでみたところ、どうやら本物だったらしいです。
 おかげで、今季は新型コロナの影響、すなわち感染のせいで観戦を諦めていたのですが、最後の最後に見に行くことが出来ました。消化試合だけど。

 まいってしまったのが、入場ゲートで缶ビールをカップに移し替えて持ち込むことが出来なくなっていたこと。荷物検査の際に、捨てるか飲むかしてくださいと言われ、どうにかならんのか、預けることもできないのかと訊いたのですが、ですからごめんなさい、捨てるか飲むかしかないんですよと孤独のグルメばりの返答をされたので、ゲート前でヱビスの500mlを一気飲みしました。男気溢れる。
 荷物検査やってたお兄さんも「マジ困っちゃいますよね。今年からなんスよ」と言って同情してくれました。缶ビール1本までなら移し替えて持ち込めるように戻していただきたいです。2杯目からは買うからさ。それにしても、球場内のビールが350ml程度で750円はいくらなんでもぼったくりすぎなのでは。

 さて試合です。昨日、見事な勝ちを飾ったので今日はダメだろう(ラミレス理論だとそうなる)と期待せずに行ったのですが、終わってみれば10-6の快勝。讀賣はドームで胴上げするための勝敗調整と、日本シリーズでの選手起用の見極め、そして特定の選手にタイトルを獲らせるための用兵をしていたくさいなぁと感じないでもなかったです。外野のあんなあり得ないエラーが出たら、普段の原監督ならすぐさま懲罰交代でしょう。そのまま残ったので、あれと思いましたよ。

 脱臼で今季終了の佐野が恒星となり、その周りを惑星梶谷がグルグル回りながら近づいたり離れたりして、ウェーイって佐野を煽ってる感じの首位打者争いが面白いです。意味分かります? 分からないですよね。
 どっちが獲るのか目が離せませんが、梶谷が獲るためには、残りの試合、3打数1安打以上を続けなければならないくらいのペースです。簡単ではありませんし、普通なら無理だと思いますが、今の梶谷ならクリアできそうな気もします。それほど調子が良さそうです。最多安打はいけるでしょう。今日は走塁も素晴らしかった。足が使える野球っていいよね。今更遅いですが。

 伊勢が3勝目をあげてヒーローになりましたが、6回表の砂田の三者連続三振も凄かったです。そして三嶋は本当に素晴らしいピッチャーになりましたね。果たして誰が想像したんでしょうか。誰もしてないでしょう。来年も抑えは三嶋でいいと思います。抑えに転向してからほとんどどのチームも打ててないですよね。一度、訳の分からない使われ方をして追いつかれたような気がするくらいです。
 そして正捕手はやっぱり伊藤だと思いますよ。肩が厳しく、盗塁を全く刺せる感じが無いのは苦しいですが、リードと打撃、安定感はどう考えても伊藤でしょう。来季の捕手起用が楽しみです。

 そんなこんなで、さらばラミレス、また会う日まで。打撃コーチで残ってくれると嬉しいな。あり得ないだろうけど。

 また来年!