気をコントロールする

 昨日、オケが2つあったんですけども、夜枠のオケの練習後のシンポジウムで、気のコントロールが出来るという方に「気を乱す」というのをやってもらいました。

 なんかこう、頭の後ろでやってるんですね。わずかに風を感じるような感触があったので、手で何かやってるんだろうなと。

 それをやる前は、親指と人差し指で輪を作ってぎゅっと力を入れると、他人が外そうとしてもそう簡単に外れないのですが、「気を乱」された後は、なにやら指の感触が違う。力が入れにくいというか、思い通りにぎゅっと出来ない感じ。で、さっきは外れなかった指の輪が、女性にいとも簡単に外されてしまった。

 これが、事前に説明されていたら、精神的な作用があったとも言えるのですが、何をするのか、何をされるのか一切説明されず、同じことをやったのに結果が違うわけで、私はオカルトは信じない質ではありますが、こうして実際に不思議なことが起こると、なるほどあるのだろうなと思わざるを得ないなと思います。

 胡散臭い人間が、オーラが見える、前世が見えるなどと言って人の不安を食い物にしているようなものは最悪だ(そんな輩が平然とテレビに出ているのは危険極まりない)と思いますが、霊的な存在は、科学で説明出来ないだけで恐らくあるのだろうと思っているし、気という概念も、自分には分からないけど恐らくあるのだろうと思っているような、割とリベラルな反オカルト主義なので、こういうのは面白いなあと楽しめるのです。

 最初に風みたいなのを感じたんですけどと聞いたら、そんな激しい動きはしていないと。見ていた人も、それはないと。さらに、明らかに指に力が入れづらくなったと言ったら、風の件と合わせて、それを感じられたのは先生が初めてだと。感受性がかなり高いんだと思うと。褒められたような気もするけど、反オカルト主義としてはこれは敗北なんだろうか。複雑である。

 やり方教えてもらったので、今度どこかのシンポジウムでやってみようかと思います。