神は細部に宿る。
その用法として適切かどうか分かりませんが、私はどちらかというと細かいところが気になる性質で、一見どうでもよさそうであっても、拘るべきところを疎かにしているのを見ると、残念な気持ちになったりいたします。
例えば、和名が「○○交響楽団」なのに、英名が「Philharmonic Orchestra」になっているとか。交響楽団は「Symphony Orchestra」なので、「Philharmonic」には成り得ないわけです。ウィーンフィルとウィーン交響楽団は全くの別物です。「交響楽団」と「管弦楽団」も、一応意味上の違いは存在しております。近年はその違いはあまり関係ないようですが、ただ何となくで付けられているものではないのです。
名前は音楽に直結するものではないので、どうでもいい事といえばどうでもいい事なのですが、細部をきちんと考えずに疎かにしてしまうと、ああ真面目に考えていないんだなとか、きちんと分かっている人がいないんだなと捉えられかねず、非常にもったいないなと思ったりいたします。
とりあえず、ジャイアンツなのか巨人なのか読売なのかはっきりしていただきたい次第です。