関東一円雪景色

 雪景色はあっという間に終わりましたなあ。

 横浜では15cm前後でしょうかね。体感ですが。そんなに積もることなく、今日は道路なんかは平常運転な感じでした。唯一の誤算は、近所のスーパーが3時間近く早仕舞いしていやがりまして、ちょっとおビールでもと飲もうかしらとクロックスで出かけたら、少し離れたコンビニまで行かねばならないハメになり、足が死ぬほど冷えたということくらいです。雪積もってるのにクロックスで出かけるなよと集中砲火を浴びそうな案件ですが、無意識だったんだから仕方がないのであります。

 しかしサラッサラのすごい粉雪でした。私はどちらかというとぼた雪の方が記憶に強く残っていて、好みです。物理的にどうなのかは知りませんが、ぼた雪って粉雪より音を吸収する気がして、まさに「しんしんと」降るというイメージにぴったり。ぼた雪の降る日に音が出る一切のものを排して、ただ雪の降る音だけを聞いているのはとても良いものです。あの静寂感に、張り詰めたような寒さが相まって生み出される、ピンとした緊張感のある独特の雰囲気は、雪じゃないと出せないように思います。

 雪が振るたびに思うのは、都会は雪害は想定していない都市づくりなのだから、色々麻痺するのは仕方ないよなと思いつつ、者共この程度の雪で騒ぐでない愚か者が、という雪国根性も発揮したりして二重スパイのような気分になるなあと。置物になりそうですが、除雪車を用意しておくくらいは罰が当たらないんじゃないかとも思いますが。幹線道路だけでも除雪車を走らせたらだいぶ違う気がしますけどね。

 特にオチはありません。

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