海外の「ブリピコ」というサイトに記事が掲載されました

 ブリピコ(Blipico)という海外のゲーム音楽系サイトに、私へのインタビューが含まれた記事が掲載されています。

ブリピコ
http://blipico.com/

Essay on Video Game Music Orchestras in Japan
http://blipico.com/essay-vgm-orchestras-japan/

 昨年の秋頃にブリピコの主宰であるニコラス・ブルーマンさんから、本サイトへ直接インタビュー依頼のお問い合わせがありました。お断りする理由もなく、むしろ海外の方と繋がりを持てるのは嬉しい事ですので、二つ返事でお受けいたしました。また、指揮者や団体代表といった肩書は関係なく、あくまで個人の市原としてお受けしたつもりでおります。

 結果的に、日本BGMフィルハーモニー管弦楽団誕生以前の話から、新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団設立へ至る個人史をザッと追ったような感じのインタビューになりまして、恐らく今のところこのインタビューが、これまでに世に出ているどの文章よりも詳細かつ正確に記したものであると思われます。主観的要素は極力排し、あくまで客観的事実を時系列に沿って書き記した、いわば正史に近いものがあります。それでも相当端折っていますが。やっぱりトークイベントやりたいですね。

 何せ媒体がネットで文字数制限が無いものですから、この数年をザッとなぞっただけでもおよそ日本語で3万字に及ぶインタビューになりました。上記の記事は、そのエッセンスをギュッと濃縮したものになります。翻訳作業は相当大変だったと思います。やり遂げたブルーマンさんの情熱を感じる次第です。本当にお疲れ様でした。

 今回の記事は、あくまでインタビューをエッセイ用として利用した形になりますが、ブルーマンさんから、もったいないので全文翻訳してもよいかとお問い合わせをいただきまして、快諾しております。相当時間がかかるとは思いますが、いずれ公開されるものと思われます。ゲーム音楽に興味のない方も、楽しいと言って最後までお読みになったという話を聞きましたので、お楽しみいただけるのではないかと思います。

 でまぁ、元となる日本語の原文は私の手元にあるのですが、これもいずれ公開するつもりでおります。ブリピコで英語版が出るのと同時にしようかなと思っております。

 そういえば詳しい事はお聞きしていなかったのですが、イギリスのサイトなんですかね。ブリテッシュのピコピコ音楽でブリピコなのかなとか勝手に想像していたのですが、綴り違いますね。British + PicoPico なら Bripico ですからね。