ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー

 3年ぶりの新作。というか、前作からもう3年経ったという事実に驚愕。

 当然面白かったんですが、ストーリー周りが雑すぎた。場面転換が多すぎて何をやっているのかよく分からないし、必然性の無い場面ばかりで何がやりたいのかが見えてこない。あくまで映像とキャラクターを見せたい任天堂のお祭り映画、ファンサービスであって、シナリオの面白さや深みなんかはそっちのけ。話自体は前作の方がよかったと思います。

 などと感じていたら案の定、評論家と聴衆の評価が真っ二つだとか。そりゃそうなるでしょうし、それはそれでいいのではと思います。評論家がダメ出しをした映画が駄作というわけではないですから、見て面白かったならそれでいい話。

 面白かったのは間違いないですし、これは映画というよりゲームの延長線上のコンテンツであって、「任天堂の作る映画」なのでしょう。まず何をしたいか、何をさせたいのかがありきで、ストーリーや設定ありきではないという任天堂の哲学の結晶の映画とも言えるのではないでしょうか。

 あの感じですと確実に次回作もありますから、次はどういう路線で来るのか楽しみですね。