今日、お昼に美味しい美味しいと評判のトンカツを食べに行ってみたわけです。ぐるなびで3.5超の高評価。チューボーですよ!に出たことがあるとかなんとか。巨匠じゃないですか。
ロースを頼んだのですが、んー、微妙。不味いなんてことは全くないのですが、美味しいかと言われると……。肉が良くないんですかね。脂身と肉のバランスが悪い。脂身が多すぎ、ギトギトで食欲を減退させる感が強く、また肉そのものも硬い。熟成させてないんでしょうか。衣はサクサクしていますし、シジミの味噌汁も嬉しい。キャベツも大盛りでお新香までついてくる。いい点も多いだけに惜しい。トンカツを食べるときは肉が食べたいんであって、脂や油を味わいたいのではないと思うわけです。ちょっとしつこくてカツを少し残してしまい無念です。
なんでこんなトンカツに厳しいかというと、上越にそれはそれは美味しいトンカツ屋がありまして、今でも新潟に行くたびに寄るんですけど、今だにこれに勝るトンカツを食べたことがありません。トンカツを食べるときはあの味を期待してしまうから、イメージに遠いとガッカリしてしまうんでしょう。
やはり他人の舌や評判というものを鵜呑みにしてはいけないなと思った次第です。自分で確かめる以外ありませんね。一度で決めつけるのもあれなので、もう一度だけ、ヒレを頼んでみようかなと思います。