キテレツ大百科って、ある世代なら絶対一度は見たことがある長寿アニメだったんですが、実は原作漫画は全2巻40話しかないんですよね。
　それがどうして350話近く続く人気アニメになったのかは知らないのですが、当然ほぼ全ての話がアニメオリジナルになります。
　藤子・F・不二雄氏は全く監修していなかったのではないかと思うくらい、オリジナルをいいことに、脚本を始めスタッフがイケイケで好き放題やって暴走している感じがたまらなく面白いです。はっきり言って展開や道具についてはツッコミどころ満載ですが、それもまたよしです。

　そんなアニメ版キテレツ大百科がAmazonPrimeで見放題なので懐かしく見ているのですが、25話くらい見た時点で既にやりすぎだろうという話が結構あって、大人になった今（16歳）でも楽しめています。
　色々ご紹介したいのですが、まだ誰も気づいていない（？）っぽいネタがあったので今日はそれを。

　第27話「やればできる！逆上がり必勝法」に、キテレツが部屋で漫画を読むシーンが2回出てくるのですが、アップになったときだけ漫画のタイトルが判別できます。これがどうも、同作と同じく藤子・F・不二雄氏が書いたSF短編「ミノタウロスの皿」っぽいではないですか。

　「ミノタ」までしか映らないので絶対とは言い切れないのですが、これはもうスタッフの遊びと考えて間違いないでしょうね。
　ということに気づいて「キテレツ大百科 27話 ミノタウロスの皿」で検索してみても、一つも出てこないではないですか。
　まだ誰も気づいていないなんてあり得るのか！？　ということで、紹介してみました。また何か細かいネタが見つかったら書きたいと思います。