いわゆるひとつのドヤ街というやつでして、横浜スタジアムからほど近くにある一角なのですが、東京の山谷、大阪のあいりん地区と並ぶ場所とされており、横浜でもかなりディープな場所であろうと思われます。
横浜に住んで長いですが、今回初めて足を踏み入れました。というのも、行く理由がないのですね。知り合いがいるわけでもなく、住んでいるところが近いわけでもなく、何かのついでに通るわけでもなく。
ではなぜ今回行ったかと言いますと、寿町フリーコンサートという夏祭りが毎年開催されておるそうで、今年で36回目を迎えるというのですね。今年はそれに某歌手の方が出演するというので、一ヶ月ほど前にニート仲間と聞きに行こうと示し合わせていたのでありました。平日の昼だというのにほいほい出かけていく様はまさしくニートの恐ろしさであると同時に、ニート万歳と思った次第です。
寿町フリーコンサート
http://kotobukifree.web.fc2.com/
スタンディングの野外ライブだったのですが、これが楽しくて、すごく良い時間を過ごせたと思います。あの舞台、楽しそうだな、自分も立ってみたいなと思った事は黙っておきましょう。
某歌手の方は今年が初出演、そして出番が一番最初だったのですが、15時の開始時点で既に結構な数の観客がおりまして、曲に合わせて指笛の合いの手(愛の手?)が入るなど観客と一体となって盛り上がり、あっという間の30分でした。パーカッションの永原元さん、ジャンベ(ですよね?)一つであんな数多くの音を出せて、あれほど豊かな表現が出来るのだと初めて知りました。ギターのタナカアツシさんも終始笑顔でにこやかに演奏されてまして、素敵なギタリストだなと。そして某歌手の方はいつにも増して楽しそうに唄っておられてよかったなぁと。ところでチャイナドレスアオザイの下の白い生地は必要なんですかね。
そして事前に某歌手の方からプッシュされていた、3組目の寿[kotobuki]というバンドなのですが、これが確かによかった。ハスキー気味のヴォーカルに一流のバンド。歌詞がきちんとクリアに聞き取れる歌唱力はすごい。大変恐縮な事に個人個人は存じてあげていないのですが、後で聞いた話ではベースで参加されていたジゲンさんという方は超有名なミュージシャンのツアーに参加されていたりするそうで、全員とんでもない人たちなんだろうなぁと。オリジナル曲も初耳でも楽しめるものでしたし、何よりノリが最高でした。エンターテイメントだ。今回で19回目の出演との事で、夏祭り常連さんがこれを目当てにしてる感すらあり、観客数も一気に増えまして、いやはやすごい盛り上がりでした。
寿[kotobuki]
http://www.kotobuki-nn.com/
時間の都合で寿[kotobuki]が終わると同時にお暇したのですが、思いがけず素晴らしい音楽に出会うことができて、よき夏の一時を過ごせたなあと大満足でありました。やはり生の音楽は良いですよ生の音楽は。
寿町で「愛の手」をならしまくった者です。
某歌手の方(笑)よりFBで教えていただき、こちらへ伺いました。
日頃より「唄ってる人、演奏してる人~っ、スゴイぞ!カッコイイぞ!」という気持ちを
込めて鳴らしまくっているので、「愛の手」というステキな表現をして頂き感謝しております。
これからもバンバン鳴らして行きますので、また某歌手の方のおライブ等でお会いした際には
ぜひご挨拶させて下さい。