横浜地方裁判所の地裁カレー

 横浜地裁に行った際、地下にある食堂に立ち寄ったところ、地裁カレーなるものを発見した。

 世界一カレーが好きな指揮者であると言われている私としては、この変わり種カレーを食べてみたい衝動に駆られるのは当然であった。なにせ地裁カレーである。インパクトがすごい。地裁カレー。

 地裁カレーとは一体何なのか。こちらが地裁カレーだ。

これが横浜の新名物、地裁カレーだ!

これが横浜の新名物、地裁カレーだ!

 カレーと牛丼の夢のコラボ。それってカレgy……なんでもない。

見よ、美味しそうなこの姿。ご飯を中心に牛丼とカレーが味わえる。

見よ、美味しそうなこの姿。ご飯を中心に牛丼とカレーが味わえる。

 ところで、これが何故地裁カレーなのか。単なるカレギュ……カレーと牛丼の合盛りではないかと思い、しばらく考えこんでいたところ、ふと稲妻が走り、その疑問は氷解した。

 こういうことだと推測される。

そう、こういう理由で地裁だったのだ。間違いない!

そう、こういう理由で地裁だったのだ。間違いない!

 なるほど、料理を使って法廷を表現したのである。カレーが弁護側、牛丼が検察側、そして3つのシウマイは裁判官を表している。「最高裁カレー」だと恐らくシウマイは5つ、最大で15個になるはずだ。これはすごい発想だ。いや、本当かどうかは知らないけど。

 味ははっきり言って普通なので、わざわざ食べに行かなくてもいい気もするが、気になる人は食べてみられたし。なんと今月15日で閉店だそうだ。出会えてよかった地裁カレー。皆で食べよう地裁カレー。