山口投手FA宣言をするの巻


 シーズンの話もロクに書いていないのですが、山口投手のFA宣言についてであります。

 FAは選手に認められた正当な権利であり、彼の人生は彼が決めるべきであり、他人が口出しすることは許されないというか意味のないこと。

 宣言した段階で裏切りだのなんだのと言っている方々もおられるようですが、番長三浦投手だって一度は宣言し、悩みに悩んだ末、横浜残留を決め、その現役生活を横浜一筋で全うしたわけです。もしかしたらそんな昔の出来事は知らない方も多いのかもしれません。

 FA宣言したことを叩くのであれば、番長も叩かなければならないですし、宣言までの過程がどうこうという意見もありますが、そんなもの外野どころか無関係な我々に真実など決して分かりようもないわけで、メディアの適当な憶測記事に右往左往させられて人を嫌いになったり罵ったりするなんて人生の無駄な浪費であります。

 さて、現状8,000万から3年5億を提示したと言われていますが、これでも出しすぎだと私は思うわけです。先発に転向した2014年から、

2014 8勝5敗
2015 3勝6敗
2016 11勝5敗

 という成績ですね。2016年は確かに活躍したと言っていい成績だと思いますが、連続で活躍していないため、この成績では行ってもまだ1億強が関の山だと思われます。それが――出来高込みだとは思いますが――倍増以上の1年あたり1億6千万強というのは明らかに成績以上の評価というか、出しすぎ。今後も横浜に戦力として残ってほしいという部分、将来性込みの金額であると考えるのが妥当なわけです。

 高田GMが言っておりますが、これ以上出すわけにはいかない。何故なら他の選手との釣り合いが取れなくなる。だからまぁ、これが誠意込みいっぱいいっぱいの限度額なんだろうなと思います。

 FAですから他球団がそれ以上の金額を誠意だ評価だと言って提示すれば、そんなもの勝てるはずがなく、結局金満球団は金をちらつかせて主力選手を引き抜くことができるんだよなと強く思った次第です。山口に3年6億なんて提示したら、それはプロとしての見識を疑うレヴェルであります。現状、年俸2億の選手ではないです。が、他球団の戦力ダウンということも込みで考えればありなのかもしれない。でも、そういうやり口はどうなんでしょうねと思ってやみません。まぁそういう制度ですし、制度に反したことをしているわけではないので仕方ないのではありますが。

 どこかの某金満球団が甘い言葉を投げかけるのだとは思いますが、どういう結末を迎えるのか、ゆるゆると見守っていきたいと思います。