吉井健太郎&小林明日香デュオリサイタルいよいよ日曜です


 いよいよ今週日曜日に迫りましたコンサートですが、22日に初合わせが行われました。

吉井健太郎&小林明日香デュオリサイタル
2015年3月29日(日)
新宿文化センター 小ホール
18:30開場 19:00開演
チケット3,500円(全席自由)
詳細、チケット予約は下記URLから。
http://opus185.net/concert/150329/

 私は吉井さんに一度お会いした事がある(ほぼ初対面のようなものですが)のですが、小林さんは初対面なんですね。初対面の超ウルトラ大先輩と、いきなり難曲を合わせるというのは、私なら緊張でまともに弾けないだろうなと思っておりました。

 しかしその辺りはさすが小林さんと言うべきか、むしろ初回からこれだけバチッと仕上げてきている小林さんは初めて見ました。緊張もありながら、きちんと演奏しきるその姿はまるでプロのようだなと思った次第です。あれ?

 ハイドンは非常にチャーミングで、聞いていて幸せな気持ちになれます。ベートーヴェンは流麗で、聞いていて心にエネルギーが漲ってきます。リハーサルを見学しつつ、たった2本の楽器の合奏なのにこんなに広い世界が表現できるものなのかと、改めて音楽の持つ力のすごさを感じておりました。

 どれも楽しめる曲ばかりなのですが、中でも私がプッシュしたいのは、最後に演奏するコダーイですね。ぶっちゃけた話、コダーイなんて《ハーリ・ヤーノシュ》くらいしか知られていない、作曲家としては一発屋みたいなイメージだったんですが、いやいやとんでもない。こんな凄まじい曲を書く人だったのかと、ガツンと脳天を殴られた思いです。吉井さんが、この曲はコダーイの中でも傑作と仰っていまして、それも納得です。全く予備知識無しで聞いても大丈夫です。

 しかしとにかく難しい。吉井さんをもってして「この曲を合わせるのはとても難しい」と言わしめるレベル。楽譜を見せてもらったのですが、見るだけで嫌になってくるんですね。その前に演奏するハイドン、ベートーヴェンとはまるで違う世界ですが、一気に2人の対話に引き込まれる事でしょう。

 それでも初回リハの段階で、ここ合わないと思うよという箇所が合っていて、心なしか吉井さんの顔も嬉しそうに見えたのは気のせいでしょうか。これが本番で出来れば最高だねとのコメントがあったので、どんだけ難しいんだって話です。恐ろしい。小林さんは緊張のあまりか、演奏はチリバツでしたが、それ以外の部分は終始キョドり気味で面白かったです。緊張はとても伝わってきたぞ。分かる、分かるぞ……。

 というわけで、実際に音を聞きまして、これは絶対聞いておいた方がいいと自信を持っておすすめいたします。当日券はありまぁす!(C)Dr.Obkt

吉井健太郎&小林明日香デュオリサイタル
2015年3月29日(日)
新宿文化センター 小ホール
18:30開場 19:00開演
チケット3,500円(全席自由)
詳細、チケット予約は下記URLから。
http://opus185.net/concert/150329/