人間は何百年も前から変わっていないのだなぁと


「織田がつき、羽柴がこねし天下餅、座りしままに食うは徳川」

 こんな狂歌が江戸時代にあったんですね。全然知りませんでした。

 たまたま目に入った記事なんですが、なんか聞いたことがある話だなぁと。

なぜ“エース社長”は期待外れに終わったのか ねつ造された「社史」を信じた会社の悲劇
http://diamond.jp/articles/-/61186?display=b

業績が停滞していたある企業に、新社長が就任した。新社長は、過去に会社の主力事業を立ち上げて成功させた若きエース。当然、社の内外を問わず、誰もが彼に期待した。彼ならきっと、会社の方向性を正しく定め、成長に導いてくれるだろう。メディアからも注目されるなど、事前の期待は非常に高かった。

 ほうほう。素晴らしい人物と目されていたんですね。優秀な人物がしかるべきポストに就くのは良い事です。

実際に大きな成果が生み出されるまでには必ず先人の苦労があり、最終的にその成果を獲得するのは大抵別の人物なのだ。

 ふむ、なるほど。確かにそうですね。先人なくして現在はありません。

彼は、B氏の施策の成果が見えそうなタイミングでこの事業部へやってきた。「私にやらせてほしい」と手を挙げたのである。エースは、成功に対して目鼻も利くし、商売のセンスもあるのだ。

 あー……。

そして、A氏とB氏が作り上げた事業に対し、大規模かつ大量の経営資源の投入を行い、CMを使った派手なプロモーションで盛り上げた。結果的に、事業は大成功。エースは「時の人」となった。

 ですねぇ。派手な事やれば目立ちますし、成功したとなればなおさら。背景を深く考えずに盲信してしまう人はいそうです。

この真実が知られていないのには、理由がある。それはエース自身が、A氏とB氏の存在を巧みに消したからである。

 先人の苦労を踏みにじって、全部自分がやった事だと言うのですか。なんて酷い事を。

A氏とB氏を含む事業の初期段階から携わってきたメンバーに、一人また一人と冷や飯を食わせて退職に追い込み、ときには別事業に異動させ、ときには独立を促す。

 流言飛語で人前に出てこられないような状況に追い込んだりするんですね。実に酷い話です。まぁ、まともな見識のある人は、こんな奴にはとても着いていけないと自ら離れていくケースもあるようですが。

そして、エースが担当する以前のこの事業は、失敗だらけで酷いものであったかのように、注意深く少しずつストーリーを変えて、社内外で喧伝したのである。

 そうしないと不都合ですもんね。金を稼げない人間はクズだ、あいつはロクに仕事をしていなかった、無能だ、みたいな。洗脳的な。怖い、怖いですねぇ。ふむぅ。

年月を経た後、その事業の成功はエースの“超人的なリーダーシップ”と“独創的なアイデア”によって成し遂げられたことになってしまった。

 事実と真実は異なるものとはいえ、周りがきちんと真実を見据えてフォローすべきではないかと思う次第です。子供のいじめ問題もそうですが、見て見ぬふりをするのもほぼ同罪ではないかと。

驚かれるかもしれないが、このくらいのことはどこの会社にもある。

 やはりそうなんですね。そんなのは驚いたり嘆いたりするに値しないような出来事で、当たり前のように繰り返されていると。なるほど。

各種メディアで「事業の成功の立役者」として取りざたされる人物のなかには、かなりの確率でエースのような人物が紛れている。

 かなりの確率とはまたすごい。自分に当たったとしても不思議ではないわけですね。そうですか。

「社史」のような文書には、エースのような人物が「自分の功績だ! 」としたねつ造や改ざんが満載なのだ。そのため、記述を鵜呑みにして凄い人とあがめるのは危険である。多かれ少なかれ歴史は、過去の人ではなく、その時の中心人物にとって都合のいいものになっているからだ。

 これは気を付けなければいけませんね。とはいえ、遥か古代から歴史とは編纂家の匙加減ひとつだったりして、そういうものですから、ある程度仕方ないとは思いますが。

 しかし本当に似たような話を過去に聞いたなぁと。あまりに似ていましてビックリしてしまったため、ブログに書かずにはおられない気持ちになりました。心当たりのある方におかれましては、こんな事は日常茶飯事なのだから気にするなよとお伝えしたく存じます。

 まあ、人生一度きり、誰でも最後は死ぬのですから、例え運悪くゴミのような人物に出遭ったとしても、そんな些事に頭を悩ますのではなく、下らない事は気にせず、自分の心に正直に、日々楽しく前を向いて気楽に生き延びていくのよいのではないかと思う次第です。

 よろしくお願いいたします。

 ところで、話は全く変わって新日本BGMフィルですが、今週末くらいに色々と告知開始ができる見込みです。10月公開予定としていたところ、少しずれこんでしまいますが、あくまで予定という事で。既に公演やライブがいくつか決まっていますので、どうぞお楽しみに。マイペースにゆるゆるとがんばります。