市原指揮者、金縛りを初体験する


 いやあ、貴重な体験をしましたよ。

 先週から布団を敷かずにフローリングで寝る生活になり(理由は割愛)なかなか安眠できず、土曜日から3日連続で痛飲し、毎日4時間以下の睡眠時間という生活を送ったところ、今日の未明に生涯初となる金縛りの被害に会いました。

 午前4時くらいに寝る体制に入りまして、なかなか寝付けずにいたところ、4時半くらいから極低音の耳鳴りのような音が聞こえ始め、次第に音量が大きくなるにつれ、男性が低い声でお経のようなものを唱え続けているように聞こえてきたのですね。

 その時、既に金縛りに入っていたと思われるのですが、まだ金縛りであることには気づかず、何が起こっているのかさっぱり分からず、ただ、なんだこれ誰が喋ってるんだと頭を整理しようとしたのですが、自分が見ている景色は、寝ようと思った直前の電気が消えたいつもの部屋の光景。ただし、全体的に世界が灰色がかっており、もう空が白んでくる時間なのに外は真っ暗なままで、何かがおかしい。

 見ていると書きましたが、終わってから整理してみると、目を開けているつもりで開けていなかったのでしょう。恐らく。

 お経は鳴り止まず、集中すれば何を言っているのか聞き取れそうな気がしたのですが、聞いてはいけない気がして、聞かないことに決定。

 不快感に寝返りをうとうとするも、体が鉛のように重くて動くことができない。麻痺しているという表現が一番ぴったりくるでしょうかね。

 その辺りでようやく、あ、もしかしてこれは金縛りではないかと気づきまして、予備知識として、頭が覚醒していて体が寝ている状態だという事は知っていたので、まさにその通りじゃないかなどと分かったのですが、気づきながらも、じゃあ収まるのをただ待とうという思考にはならなかったようで、どうにか手を動かそうと必死に抵抗をしていました。とにかくお経が不快で仕方がなかったので、早く回復したいという思いがあったのではないかと思います。

 金縛りにあった時は顔を右に向けている体制だったのですが、何かに触れれば目が覚めるに違いないと思い、背中側に置いた携帯電話を手にしようと必死に反対側に手を伸ばそうとしたわけです。あまりに重い体を捻って反対側に手を伸ばし、携帯電話に触ったと思った瞬間に元の光景に戻り、自分が微動だに出来ていないことに気づくという事を何度も何度も繰り返し、これはもう動こうとしても無駄なのだと気付き始めたところで、お経が遠くなっていき、ふと気づくと空が白んでおり、色合いもおかしくない部屋の光景が目の前に広がっていました。

 現実に戻ってきたのだと携帯の時計を見たら5時でしたので、30分くらい金縛りと格闘していた模様。

 状況から疲労と飲酒、睡眠不足によるものである事は明らかなので、怖いとかそういう事はなかったのですが、初体験という事もあり、さすがにビビりました。

 すぐさま調べてみたところ、まさしく金縛りの症状そのままだったので驚きました。大抵の人は同じ状況を体験するのですね。私の場合、部屋に知らない人がいたりはしませんでしたが、そういう経験をする人もいるという事で、それは大変気持ち悪いのでお気の毒さまです。

 全く気分のいいものではないので、もう一度体験してみたいとは微塵も思いませんが、いい経験が出来たなとちょっと得した気分であります。

 実体験を書いただけなので、特にオチもなにもありません。

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