音楽用語は不当な扱いを受けていると糾弾する会(会員一名)


文章を書いていたら大変な発見をしてしまった。どうしよう。

 音楽をやっていると「上行(じょうこう)」「下行(かこう)」という言葉を使うことがあると思うのですが、な、なんと! 変換できないことに気づいてしまったのです。
 じゃあお前は今までその言葉を使っていなかったのかと言われたらまぁそういう事になってしまう気がしてならないのですが、それは忘れてですね、とにかくですよ! 平常使用する単語が出てこないのは不便なものです。
 他にも「分奏(ぶんそう)」これも出ません。文藻にしかならないのです。そもそも文藻ってなんぞや。それこそ人生で耳にした事がないわ。と思ったらその名を冠した学校がありました。ごめんなさい。
 「楽語(がくご)」これもダメです。楽語辞典とか書店に売ってますけどね! おかしいな!
 あとは「譜幹(ふかん)」「譜尾(ふび)」「連符(れんぷ)」なんてのも総じてダメ。音楽関連の文章を書こうとすると、いつも「楽譜」→「譜」→「譜尾っぽ」→「譜尾」みたいな変遷を辿らねばならず、これは大変に不当な扱いを受け、人生の貴重な時間を削られていると言わざるを得ません! 他にもさがせばゴマンと出てくるはずです!
 これを看過するわけにはいきませんよね。こうなったら音楽人みんなで立ち上がろうではないですか! 音楽家、怒りのアフガンですよ! 楽語を快適に変換できるようにしてくださいお願いしますどうかどうかと手を擦り共に頭を下げ平身低頭嘆願致しませんか!

 え? 辞書登録? なんですかそれ。

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