本番を終えて


 去る5/22に黒船室内管弦楽団第1回定期演奏会が無事終了いたしました。

 昨年、ファミリーコンサートと題して一度演奏会を開催しているので、実質2回目の演奏会ではあったのですが、クラシックだけの演奏会は初めてでした。

 黒船に限ったことではありませんが、たった2時間という短時間とはいえ、一つの演奏会を開催するというのはとても大変なことで、たくさんの人の尽力なくしては不可能なことです。

 当日会場にお越しくださったお客様、遠地から応援してくださったみなさん、お手伝いくださった裏方さん、そしてもちろん、奏者のみなさん、本当にありがとうございました。

 指揮者というのはオーケストラの中ではとても不思議なポジションで、一人いたからといって何も出来ないのです。多くの方の助力があって初めて力を発揮できる、そんな立ち位置にいます。

 私は指揮者が偉いなんてこれっぽっちも思っていません。本番が始まってしまえば指揮者なんていなくたって演奏できる。それは指揮者としていいことなのです。

 さて、今回の演奏会ですが、私が一番嬉しかったことは、私が終演後にロビーでお話をした方や団員の方が聞いた話で、

「見ていて本当に楽しそうなオケだった」
「楽しさが伝わってきた」
「雰囲気のいいオケだった」

 そういった感想を非常に多くいただけたことです。もちろん演奏が良かったという感想も沢山頂いてますよ! 念のため!

「上手ですね」

 といわれるのももちろん嬉しいですが、私は奏者からでもお客様からでも、楽しいと言われるのが一番嬉しいのです。聞いている人に音楽の楽しさを伝えるためにはまず奏者が楽しまなければならない。というのが私のリハーサルから一貫している考え方で、上手さだけを追い求めて、楽しむ気持ちを犠牲にすることはあってはならないと考えています。

 黒船は規模の小さいオーケストラです。音の厚みや迫力では大きなオケに勝てないかもしれません。
 しかしながら、大きなオケでよくある、お互いの名前を知らないですとか、管と弦が分離するですとか、そういったことがありません。暖かみがあり、アットホームという形容がこれほどピッタリくるオケもそうそうないのではないかと思うくらい、いい雰囲気のオーケストラです。

 幸運にも次回演奏会の指揮もさせていただけるとのことですので、この雰囲気を保ちつつ、ゆっくりでいいので、より良い演奏を目指して邁進していきたいと思います。ベートーヴェンの交響曲を全て制覇するくらいの気合で頑張っていきたいですね。

 私個人としては、協奏曲という山を一つ越えたことで、ほんのちょっぴり成長できたのではないかと思っています。成長できてたらいいなぁ。という程度ですが。

 今回こられなかった方、次回は是非ともお越しください。ファミリーコンサートですので、私の司会つきだそうです。聞くところでは前回のファミリーコンサートでは評判がよかったとかなんとか……。

 そんなわけで、第1回定期演奏会は無事終了いたしました。本当にありがとうございました!!! 次回は10月2日です!!!

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