1ヶ月経って -2-


 神奈川に住んでいる私としては、東海地震という不安材料が常につきまといます。

 いつか来るのは誰しもが知っていながら、それでいて「自分が生きているうちは来ない」と多くの人がなんとなく思っていたのではないでしょうか。
 今回の震災で東海地震がよりリアルなものになり、「多分大丈夫」だったものが「多分ダメ」という意識に変わりました。
 正直な話、防災意識なんてほとんどありませんでしたし、来たら来たでそのときだ、自分はきっと助かる、程度に考えていました。防災について見直さなければいけないなと考えています。

 話は少し変わりますが、非日常が侵食している中、私はプロ野球が開幕したことによって日常の一部を取り戻しました。横浜が開幕戦に勝ったのは非日常でしたが、当たり前のことが当たり前に行われるということがこれほど心境に変化をもたらすとは思いませんでした。プロスポーツが人に力を与えられるかと聞かれたら Yes と答えるでしょう。

 プロ野球じゃなくても、ディズニーランドの再開で日常を取り戻す人もいるでしょうし、なんであれ震災から今まで停止していたものが再開するというのは、前進であると思います。もちろん、被災地の方はプロ野球だのディズニーランドだのどころではないと思います。

 被災地であれば、水が出る、電気がつく、ガスが使えるといったことから始まり、徐々に徐々に、色々なものが再開していき、そのたびに日常を取り戻していく。
 当たり前のことが当たり前になる。それが、物質的な意味でも、精神的な意味でも「復興」なのかな、と思いました。

 まだまだ復興への道のりは険しいと思いますが、私も出来る限りのことをしていければと思っています。

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